大学生は通学時間が長くても実家から通う方が良い
大学生、あるいは近々大学生になる予定の皆さん、大学への通学時間はどのくらいかかりますか?
通学時間が1時間強といった中途半端な長さの場合、「実家から通うべきなのか、1人暮らしするべきなのか」について1度は悩むことがあるはずです。
私は家から大学まで1時間半かかるのですが、実家から通いました。結果としては全く後悔していないですし、苦労もしていないので大正解だったと思います。
今回の記事でお伝えしたいこととしては「実家暮らしか1人暮らしか悩むくらいなら実家暮らしの方をオススメするよ」ということです。皆様の参考になればと思います。
目次
1人暮らしだと次のようなことが大変!
1人暮らしはお金がかかる
まず1人暮らしはお金がかかります。当たり前のことを言っているように感じるかもしれませんが、
・家賃
・食費
・日用品代
・水道・電気代
を筆頭に、想像以上に生活費の項目があることが分かります。個人差こそあるものの、1人暮らしで必要な費用は10~13万円程度です。
1人暮らしに必要な費用は親からの仕送りだけでは足りないと言って良いでしょう。全額仕送りする、という太っ腹な親もいるかもしれませんが、親からの仕送りに加えて自分で稼いだお金で生活するという形式の方が一般的です。
となるとアルバイトをする必要があるため、浮いた通学時間もアルバイトで消化する羽目になります。そのため、
1人暮らしだと自由時間が増える!
という考えを持っている人は「あなたが思っているほど自由時間は増えないよ」と忠告してあげたくなります。
アルバイトをしなくても家事がとにかく面倒
もし「親から全額仕送りしてくれるため、アルバイトをする必要がない」という学生だったとします。ただしその場合でも料理、洗濯、掃除といった家事の時間はどうあがいても削ることはできません。
1人暮らしをする前は何だかんだ家事を軽視していても、実際にやってみるとその辛さが身にしみるはずです。
1人暮らしする予定の皆様、テスト前で勉強する必要があるときや体調が良くないときや遅くまで遊んでいて帰宅したときでも家事をする覚悟はおありですか?
実家暮らしはやはり楽です。「実家暮らしとはいえ家事を全くしないのはどうなのよ」的な意見の人もいますが、私は全くしなくても問題無いと考えています。勿論手伝いたければ手伝って良いとは思いますが。
その他
1人暮らしの人は朝がゆっくりできる、というイメージを持っている人は多いでしょう。それは紛れもない事実ですが、1人暮らしなら授業に遅刻しないかというと別です。
どうも大学が近いことで油断してしまうのか、私の周囲では時間ギリギリに来るor遅刻する人は1人暮らしの人が多かったです。また、ネットの情報を見ていると1人暮らしして成績が落ちた人もいるそうです。親から見られることがない分、スケジュールがゆるゆるになりやすいためです。
中学・高校の頃、
・寝坊せずにしっかり起きて学校に余裕を持って到着できている
・親に言われなくても自主的に勉強に取り組んでいる
といった人ならばこの点については気にしなくて大丈夫だと思います。逆にそうでない人(いつも学校までダッシュで来ているなど)は本当に1人暮らしできるのかよく考えた方が良いでしょう。1人暮らしだといざというときに起こしてくれる親もいませんからね。
これに限らず親がいることは想像以上にありがたみが大きいです。体調が悪いときに頼ることができる他、台風や地震といった緊急事態の際の安心感も格段に違います。
特に2020年頃は外出自粛の風潮が強かったため、不安だった1人暮らしの大学生は多いのでは?
私も大学で勉強ができなかったり就活で内定が取れなかったりと困ることが多々あったのですが、親に相談することで度々気持ちを落ち着かせることができました。就活、卒論など大学生になると今までと異なる出来事が多く存在するため、親と言う名の心のオアシスが大きな支えになることは間違いないです。
実家暮らしの難点は以下のように乗り越えよう!
通勤ラッシュはどのように対策するべきか?
長時間通学と聞いて真っ先に心配になるのが通勤ラッシュでしょう。これを対策するには出発時刻を早めれば問題ありません。遅延の可能性を考慮して電車に乗るようにすれば特に意識しなくとも簡単にピーク時間を避けることが可能です。
私の場合、電車の遅延リスクなどを踏まえて授業が始まる50~60分前には大学に到着するようにしています。そうすると電車には6時40分頃に乗る計算となります。通勤ラッシュのピークは7時半から8時半なので、私はピークは避けることができています。座れるかどうかは別として、人がぎゅうぎゅうで何もできないなんてことはありません。
帰宅ラッシュ(17時30分~18時30分頃)についてですが、通勤ラッシュほどの混雑ではないのでそこまで気にする必要はありません。気になるのであれば5限が終わった後にレポートや課題に取り組む、サークルに参加する、夕食を食べてから帰るなどしてずらせば大丈夫です。
そして通学時間を何に使うかですが、結構自由に使っています。電車の中に行えることは以下のようにたくさんあります。
・勉強
定番ですが一応。でも私はあまり電車内で勉強しなかったりします。大学の勉強だけでなく、TOEIC対策の参考書を読んだり資格獲得のための勉強をするのも良いですね。
・読書
私は読書することが多かったです。以前の記事で印象に残った本について記載してあるので気になる方は見てください。
大学生になって読んだ本の中で印象に残ったミステリー小説 – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com)
オススメしたい私が印象に残った本(健康・お金編) – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com)
私がオススメしたい本(その他編) – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com)
通学時間中は読書をする良い機会ですし、特に好きな本だとあっという間に時間が過ぎていくのでオススメです!
・副業
ブログを書いたり、ポイントサイトでポイントを稼いだりします。特にアルバイトをしていなくてお小遣いを稼ぎたい人には絶好のチャンスと言えます。
・スマホをいじる
わざわざ記載するまでもない内容な気もしますが、スマホをいじっていれば長時間の暇つぶしは余裕です。モバイルバッテリーで充電できるし、大学にも充電できる場所はあるので行きの電車でもそこまで残量を心配する必要は無いです。
・ボーッとする、寝る
ボーッとすることは私の得意分野なので景色を見ながら考え事をしていることも多いです。楽しいことを考えているとそれだけでもリラックスできます。そして座れたときは高確率で寝ます。
このように電車内でやれることが沢山あるため、あまりストレスを感じたことがありません。1人暮らしでアルバイトや家事を行わなければならない環境で生活するよりも、長時間通学でも実家暮らしの方が実は自由時間が多いという事実は心得た方が良いかと思います。
通学時間が長くてしんどいならば何を削れば良いだろうか?
大学生がやることの三本柱は「勉強、サークル、アルバイト」ではないでしょうか。余裕を持った1日を送りたいのであれば、このうちどれかの手を抜く必要があるでしょう。
勉強時間を削るのは論外です。この3つからわざわざ勉強時間を減らすことを選ぶ人はまあバカしかいませんからね。
順当に考えればサークルかアルバイトを控えめにするのが良いでしょう。私はサークルの方が大切で、アルバイトはする必要性が低いという考えを持っているのでアルバイトを削る方をオススメします。
(考えの詳細についてはこちらの記事を参考にしてください→大学生はバイトのデメリットもよく確認するべき – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com))
もしアルバイトをしたいのであれば、大学の近くではなく実家の近くで行うべきです。働き疲れてから長時間電車に乗って帰るのは更にストレスを溜めることとなってしまいます。実家の近くであれば大学が休みの日でも行きやすいのでアルバイト日を柔軟に決めやすいです。
まとめ
実家暮らしで大学生活を送ってきた私が、実家暮らしのメリットや長時間通学の対策法といったものを考えてまとめました。
今回は「実家暮らしか、1人暮らしか」と極端な2択で話しましたが、学年によって変えるというのもアリだと思います。
・最初は1人暮らし→単位が充分に取れてきて大学に行く頻度が少なくなったら実家暮らし
・最初は実家暮らし→卒業研究で夜遅くまで大学にいることが増えたら1人暮らし
と言ったように変えるのも良いでしょう。
「電車に長時間乗っていて疲れないかな?」と不安に思っている方はこの記事を読んだ事により不安が和らいでくれると嬉しく思います。
それでは後悔の無い大学生活を送れることを祈ります。