ドラクエシリーズの好きな曲を20個選んでみた

ドラクエシリーズの好きな曲を20個選んでみた

今までずっと書いてみたかったけれど、曲を絞るのが難しくて中々書く気になれなかったDQシリーズ音楽お気に入り記事。ですがドラクエ大好き兼ゲーム音楽大好きな私がこの記事を投稿しないのはおかしいと思い、今に至ります。

以前ぷよぷよシリーズでもお気に入り曲解説を行ったのでそれのドラクエverだと思っていただければ。

ドラクエシリーズは言わずもがな、名曲の宝庫。場面にもよく合っているし、明るい曲、穏やかな曲、激しい曲などバリエーション豊かなので皆さん必ず好きな曲があるはず。

元々オーケストラ演奏を意識しているだけあってオーケストラ音源との相性も抜群で、最早ドラクエの音楽はゲーム音楽という括りを超えたジャンルに収まっていると感じています。

そんなDQシリーズのお気に入り楽曲を20個紹介します。既に他記事で解説している物も多いので解説自体はあっさりと。あくまで私の好みなので「何でこの曲ないの?」はナシでよろしくお願いします。

めっっちゃ悩みましたが、以下がお気に入り曲20選となります!

ロトシリーズ編

広野を行く

これは紹介するぞって自分の中でも決めていました。私の中ではDQ1を象徴する楽曲。そしてDQシリーズのフィールド曲では冒険の旅と双璧を成すメジャー曲。この曲の中毒性は異常。

フィールド曲は勇ましい系も好きなのだけど、私はこういう寂しい系が好きになりがち。FFで言うと2とかね。

遙かなる旅路

私の中では広野を行くの兄弟曲だと勝手に思っている楽曲。何か似ているんですよね。初めて聞いたとき「あれ、フィールド曲1と一緒じゃね?」って一瞬思ったし。

Bメロ部分が大好きですね。ただ寂しいだけでない、勇ましさを強く感じられるパート。この部分があるので個人的には広野を行くよりも好きだったりします。

おおぞらをとぶ

DQシリーズの人気曲で名前が挙がりやすい一曲。個人的にDQ3の曲って知名度で得している感があって微妙に嫌悪感を抱いているのですが、これに関してはそんな気持ちも吹き飛ぶレベルの曲の素晴らしさ。

飛行時の曲は6のペガサスもかなり好きなのですが、やっぱりおおぞらをとぶは殿堂入り感があります。

マジでゲーム音楽の括りを超えていますね。音色お美しい。そして壮大。たまらないっす。語彙力もなくなっちゃうよ。

まどろみの中で

リメイクで追加された隠れた名曲。めっちゃ良い曲なのに3だと空気だったから11で再登場してくれて嬉しい。あまりに幻想的で聞いていて脳がとろけてしまいそうになります。これ流しながら眠ったらめっちゃ安眠できそう。

こういう曲って感動できる感じの曲調になりがちだけど、この曲はあまりそういう感じはない気がします。穏やかながらも神秘性をとことんまで突き詰めた楽曲。

今回ランク外だけど、精霊の冠も似たような幻想感が漂っていて好き。まどろみの中での方がランクインした理由としては、途中で転調するところで思わず心惹かれてしまうからかな。

戦いのとき 

DQ3の戦闘曲で戦いのときが1番好きだという人とは握手したい。こういう不穏さ漂う曲大好き。怖い系の戦闘曲は色々あっても、不穏でゾクッときちゃって思わず聞き惚れたのはこの曲くらいかな。

以前にも述べたけれど「怖いけれど勇ましくてかっこよい」曲ってDQシリーズだと本当に珍しい。怖さばかり強調させるとキャッチーさの薄い戦闘曲になりがちだけど、この曲は一度聴いたら耳から離れない魅力的なメロディーだと思います。

天空シリーズ

ジプシーダンス

これは迷う余地なしのベスト20入り。大好き。通常戦闘曲という最も耳にする機会が多いBGMが、4章だけ変わるのがインパクト大。同じようなことはFF8のThe man with the machine gunにも言える。

ジプシーダンスもゲーム音楽の括りを超えていますね。戦闘曲に使用されても違和感のない熱さを持っているだけでなく、美しさも兼ね備えたとんでもない曲。表現するのにもっと語彙力が欲しい…!

馬車のマーチ

4のフィールド曲は章ごとに変わるのが魅力だけれど、その中でも馬車のマーチは仲間全員集合に相応しい素晴らしい楽曲。

勇ましいけれどどこかフィナーレ感漂っているのも、合っていますね。もうすぐ冒険が終わってしまう寂しさって感じがする。

でも勇者の故郷の方が人気が高いような気がしてならない。私、寂しい系フィールド曲好きって広野を行くのとき言ったけれど、これに関しては例外的に馬車のマーチの方が好きですね。音の力強さが好きすぎる。

戦闘~生か死か~  

私の1番好きな通常戦闘曲。当時は「思い出補正かな」なんて思っていましたが今改めてメドレーで聞いても4の戦闘曲はやっぱりイイ。

意外と1ループが短い曲なのですが、その短さを感じさせない飽きない曲展開が魅力的。因みに私はこの曲で初めて変拍子という概念を知りましたw

立ちはだかる難敵 

ボス戦BGMも4が1番好き~。5の不死身の敵に挑むも好きだけれど。ボス戦らしく、良い具合に緊迫感を煽ってくる曲調になっています。1番好きな部分はやっぱり1番最後のところかな。パワフルだし、ついつい歌いたくなってしまいます。

ネットで調べて通常戦闘曲のフレーズを多用した曲と知った時は「凄い…!」となりましたね。最後なんてまんまですし、逆に何で私気付かなかったんでしょうね?w

でもこの曲って微妙に流れる機会少ないですよね。バルザックはジプシーダンスだし、エスタークは邪悪なるものだし。個人的にこの曲のイメージが1番強いのはキングレオ。割と難易度低めのDQ4だけど、コイツの凍える吹雪はアホかよって突っ込まざるを得ない凶悪さ。

地平の彼方へ

フィールド曲の中でこれが1番好きなのですが、あまり分かってくれる人がいない気がする。小さい頃からマジでずっと好きな曲で、よくこの曲を聴くために放置していました。

最初から最後まで、典型的な私が好きなタイプのメロディーでたまらないです。広野を行く、遙かなる旅路が好きでこれも好きって私の趣味が分かりやすいですねw

特に青年時代前半における主人公とヘンリーの2人旅期間や主人公以外全員仲間モンスターの期間は、当てもなく放浪している感があって特にこのフィールド曲が似合います。

戦火を交えて

これもめちゃくちゃ好きな通常戦闘曲。正直SFC音源は何となくふにゃふにゃしている感じがしてあまり好きじゃないのですが、それ以外はどれも良い。特にオーケストラ音源は最高。

やっぱり終盤の盛り上がりがたまらないですよね。よく聞くところを過ぎてからのあれはヤバいって。「こんなかっこいい戦闘曲が通常戦闘曲で良いんですか!?」って思ってしまいます。

木洩れ日の中で

私は基本的に激しい曲や暗い曲が好きになりがちなので町の曲にはそこまで着目することはないのですが、木洩れ日の中では町の曲の中でも頭一つ抜けた良曲だと思います。

一度聞いたら忘れられない中毒性という観点では町曲の中でもピカイチ。次に好きな町の曲は2の街の賑わいなので、のんびりした曲よりもノリノリな曲が好きという自分の趣味に改めて気付けました。

エーゲ海に船出して 

ゲーム音楽の括りを超えているドラクエ曲その3。以前も述べたけれど、名作として有名な映画の泣けるシーンとかで使用されていても多分違和感ない。

オーケストラコンサートに行ってこの曲を聴いたとき、ハープが奏でるイントロで一気に心掴まれましたね。普段表に出ないハープがメインを張っているという斬新さも相まって印象深い演奏の一つでした。

その他ナンバリング作品

失われた世界 

ベスト20入り即決だった曲の一つ。曲そのものもめちゃくちゃ良いけれど、その上で私の好きな”DQ7″という作品の好きな要素である”暗さ”をしっかりと表現できているのが良い。

3DS版だとオーケストラ音源で流れる訳ですが、フルートの音色の美しさにしみじみします。あまり楽器に詳しくないですが、その他楽器も哀愁を丁寧に演奏されていて聞き惚れます。

メインフィールド曲である足取りも軽やかによりも人気ランキングで上位に来やすいのですが、DQ7は現代世界だと魔物が出ないので駆け足になりがちだし、過去世界のエピソードが印象的なのでまあそうなるわなって感じがします。

スフィンクス

DQ7の隠れ名曲。改めてすぎやまさんの作曲の幅広さを実感します。良い意味でドラクエらしくない、重厚感と異国情緒っぽさ溢れる非常に個性的な楽曲です。

重厚感がありつつも、程良くテンポが良くいので一度聞いたらこびりつく中毒性がありますね。

ドラクエ7のオーケストラ演奏、見てみたいなあ…この曲のトランペット奏者のプレッシャーヤバそう。

哀しみを胸に 

この曲はDQ7でも11でも泣けるイベントとこのBGMがあまりにもマッチしていてホントに良い。これもオーケストラ音源が特に光る楽曲。失われた世界といい、これといい、DQ7特有の重たさが存分に表現されている。

DQ11は特にフルボイスになったSwitch版以降だとイベントにおけるキャラクターの感情がより一層ひしひしと伝わってきてもうヤバい。

凱旋そしてエピローグ

ドラクエシリーズのエンディングの中でも特に好きな楽曲。DQ7はエンディングまでがとても長い作品なのでエンディングを迎えられる感動が大きいというのもある。

漁という日常の様子からマールデ・ドラゴーンが登場するタイミングで一気に海賊っぽい勇ましい曲調になるの、場面とぴったりで愛おしいほど好き。後半のエピローグ部分もあの長い作品が終わったんだな…感凄くて好き。所謂エンディング症候群って奴?

大聖堂のある街

サヴェッラ大聖堂をはじめ、意外と色んな場面・イベントで流れるBGM。これ聞いていて凄くテンション上がります。DQ11でもラムダとドゥルダ郷で流れるのですが、どちらも都会とは離れた神聖な地って感じでぴったり。

DQ7の大神殿のBGMを思い出す豪華絢爛さ。大神殿と比べるとこっちの方が耳に残りやすく、派手な曲なのにどこか落ち着きも感じられる不思議な魅力を秘めた楽曲だと思います。

おおぞらに戦う

ラスボス曲として文句なしの楽曲。人気なのも頷ける。DQ9の決戦の時も大好き。どちらも勇ましい系&私のお気に入り楽曲がアレンジして使用されているという共通点あり。

やっぱりこの曲はずるい。あのおおぞらをとぶの美しいメロディーが流れた瞬間どんな大変な状況でもフッと我に返ってしまう感じ分かります?その直後でガッツリと盛り上がるの、マジでリピートして聞きたくなる程カッコイイ。

空を飛んで戦う関係上、他作品と比べてちょっとファンタジーっぽさを感じるバトルなんですよねえ。その神秘性を楽曲でをよく表せている。

天の祈り

DQ9のBGMと言えばこれ、という人は多いのではないでしょうか。私も昔から大好きな曲です。DS音源でも当然良いけれど、オーケストラ音源は更に良い。オーケストラ音源聞いたことない人も多そうなので是非聞いてほしいです。

すぎやまさん、正直昔ほど耳に残る曲は作れなくなったなあと感じていたのですが天の祈りとかDQ11の愛のこもれびとか落ち着いた曲は後期の作品でも普通に良い出来だと思います。まあ勇者は征くとか勇ましい曲も作れているのであくまで昔と比べて、ですけどね。

エンディング迎えると基本的に聞けないんですよね…エンディング以降が本番みたいな作風だからこそこの仕様は勿体ないなあ

まとめ

ドラクエシリーズの私のお気に入り曲20選を紹介・解説しました。ドラクエは本当に小さい頃からずっとやってきたゲームでその分BGMも馴染み深いものばかりだったので選ぶのが難しかったですね。

特に天空シリーズは相当プレイしたから4,5,6のBGMが好きかな。FFも素敵なBGM多いからこういう解説記事作りたいなあと思うのですが、FFに関しては基本ニワカなのであまり濃い記事書けなさそう…

あまりゲームに興味がないという人でも、DQシリーズの音楽は聞いて損はありません。純粋に曲としてのクオリティーがとても高いです。私が紹介した楽曲以外にも沢山のBGMがあるのでこれを機に是非聞いてみてください。

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