私がオススメしたい本(その他編)
今まで私はこのブログにおいてオススメ本を紹介してきました。
大学生になって読んだ本の中で印象に残ったミステリー小説 – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com)
オススメしたい私が印象に残った本(健康・お金編) – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com)
今回私が紹介するのは「ミステリー小説」「健康・お金に関する本」のどちらにも該当しない本達です。
もし何かしら「将来の役に立つ本を読んでみたい」と思っているのであれば、是非今回紹介する本を読んでみたらいかがでしょうか。知識として身につけるだけでも得した気分になること間違いなしです。
スタンフォード式最高の睡眠
1つ目は西野精治さんが記した本である「スタンフォード式 最高の睡眠」です!
睡眠の仕組みについて細かく記載されています。人間が試した実験結果込みなので説得力もあります。
ネットで調べてみると出てくる内容もしばし含まれているので、人によっては目新しさに欠けるかもしれません。しかしそれでも読む価値はあると思います。
「どのようにしたら早く眠れるか」ということについて着目していたとしても、目覚ましのアラームの工夫は盲点になるのではないでしょうか。その点についても解説してあります。
この本を読むまで知らなかったことや意外なことも多々ありました。「午後眠くなるのは昼ご飯を食べたからではない」という事実や「アルコールは少量ならばOK」とアルコールにも比較的寛容なところが個人的に新鮮でした。
以前とある記事(入浴の時間は1日のうちのいつが良いかを考える – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com))で、この本を読んだことにより入浴時間を変えたという内容を記載しました。そのため私も影響を受けています。
皆様も入浴の時間を意識することをオススメします!ハッキリと効果が表れているのか実感しにくくても、1日のスケジュールの効率が良くなるといった睡眠以外の恩恵があります。
内容的に難しい要素はなく、重要な点には線が引いてあるので読みやすく、読書に慣れていない人にも内容がするすると頭に入ってくるのが魅力です。
人間は1日のうち3分の1が睡眠時間です。人生の大きなウェイトを占める睡眠を今後快適にできる可能性がある本と言われれば、読んでみたくなる気持ちも分かるのではないでしょうか?
嫌われる勇気
2つ目は岸見一郎さんと古賀史健さんが記した本である「嫌われる勇気」です!
アドラー心理学という心理学を解説した本となっています。タイトルだけではどんな本か分かりにくいですが、「幸せになるための方法」を記した本と言えます。
私は哲学関連の本が基本的に好きではなく、読んだとしても中々頭に入ってこないというケースが多々あります。しかし、この本は結構読めたし、内容も印象的でした。
その理由としては青年と哲学者による対話形式で読みやすいのが理由として大きいのかなと感じました。
特に本書はメンタル的にキツい人、色々悩んでいる事がある人に人気という背景があります。それを踏まえるとこの対話形式というのはカウンセリングのイメージで作られたと推測できます。それに加えて、
・心理学を教わる立場の青年が困惑したり反発したりする→我々の気持ちを代弁してくれることもある、一般人視点の持ち主。
・ズバッと言い切ってくれる哲学者→人によっては読んでいてイライラするかもしれない青年に対し、どんどん答えていくのでスカッとする。
という、読み進めたくなるような文章スタイルになっているんですよね。本書の人気が出た理由の1つでしょう。
実際に読むまではどんな難しいことを言われるのかなと思いましたが、読み終わった後はどこか気が楽になった感触でした。他者と自分を切り離すといった考えが書かれており、元々一匹狼気質な私に合っていたというのもありますが。
一般的な考えとは異なる話も出てくるので、人によっては抵抗感があるかもしれません。
・原因論ではなく目的論が大切
・他者を評価、褒めることの難点
・トラウマという存在を明確に否定
といったあたりが特に。
でも書いてあること全てに納得する必要は無いと思います。色々書いてありますが、要するに「今、この瞬間を全力で生きろ」ということを記した本です。単純明快だと思いませんか?
21世紀を代表するベストセラーと言われており有名な本なので、今回紹介する本の中でも特に強くオススメします!
日本人の9割が答えられない 理系の大疑問100
3つ目は話題の達人倶楽部さんが記した本である「日本人の9割が答えられない 理系の大疑問100」です!
世の中の疑問について理系的な観点から観察し、解説していく本となっています。世の中の疑問というものは仮に知っていても、「なぜそうなるのか?」が中々スラスラ出てこないものです。そのため
へえ~そうなんだ~
という気持ちで終始読むことができました。
特に「電卓が計算間違いしない理由」なんかは知ろうと思わなければ知らないはずです。
ジャンルは食べ物をはじめとする身近な要素からニュートリノやiPS細胞といった本格的な要素まで幅広いのも良かったです。
ただし1つの疑問につき原則2ページで解説するスタイルとなっているため、物事を深く知りたいという人には物足りないです。特に理系の人は内容について「もう知っているよ!」と感じる人もいる模様です。
勉強本というより、気になったことについて勉強したり調べたりするためのきっかけになる本という感じです。
ただ1つにつき2ページということは裏を返せば途中で区切りやすい内容となっているので、中々読書してくれない小中学生が読むのにもオススメできます。気になる項目だけピンポイントで読むということもできますし。
誰もがその先を聞きたくなる理系の話大全
4つ目は同じく話題の達人倶楽部さんが記した本である「誰もがその先を聞きたくなる理系の話大全」です!
「日本人の9割が答えられない 理系の大疑問100」と同様に、様々なジャンルの内容を理系的に解説していく本となっています。
注目するべきは約400ページというボリュームです。理系の大疑問100が約200ページなのでその差は歴然です。
ただし欠点があって、デカい上にとてつもなく分厚いです。そのため電車で読もうと持っていったのですが、この本が荷物の面積をやたら取って大変でした。この性質上、どちらかと言えば本というより辞書っぽく使う本なのかもしれません。
内容はやはり広く浅くという感じです。知っていると思ったけれど詳しくは知らない話が出てくると、もっと知りたい!となって調べるので個人的には浅くても面白い本でした。
例えば私はアルコールを全く飲まないので「アルコールは水と違って一気に飲める」ということについてそもそもピンと来ませんでした。こういったノーマークだった点の知識を得られる可能性があるのは、無視できない利点だと思います。
先ほど紹介した理系の大疑問100と被っている設問もあるので(体脂肪計の話など)、気になっている方はまずどちらかだけ購入するのが良いかもしれません。もう片方も気になったらそのときに購入すれば良いと考えています。
まとめ
私が大学生のうちに読んだ本のうち、読んでいて楽しかった本や紹介したい本について解説しました!
私は昔から読書をしていたわけではないので、今回説明した4冊は世の中の本のごく一部に過ぎません。ですがそんな私でも興味津々に読むことができたので、皆様もきっと読めるはずです。
紹介したい本はミステリー小説編、健康・お金編、今回で一通り紹介できたので、本の解説記事は当分なくなると思われます。気になった本がある方は是非読んでみてください!