オススメしたい私が印象に残った本(健康・お金編)
私が読んできた本の中で印象に残った本を紹介したいという記事はミステリー編に続いて2記事目でございます。
大学生になって読んだ本の中で印象に残ったミステリー小説 – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com)
今回は健康に生活することについての本を2冊、お金(主に不動産)に関する本を2冊紹介します。
私はこれらの本の影響を受けている部分も結構あるほど印象に残った本なので、気になる方は是非読んでくださればと思います。
「食べない」健康法
1つ目は石原結實さんが記した本である「「食べない」健康法」です!
この本を特にオススメするのは、
最近1日3食取るのがしんどく感じています
という人です。
私も朝食はパンを食べるくらいでそんなに取らない方だったのですが、それでも「朝はお腹空いていなくて、食べる気が起きないなあ」というのがしばらく続いた時期がありました。
その少し後くらいにこの本を読み、必ずしも3食取る必要は無いということを知ることができました。私はこれを知ってからは、基本的に朝食抜き(ジュースを飲むくらい)にするようにしました。
初めて朝食を抜いたときは空腹で電車の中で気持ち悪くなったのでこの生活を続けようか悩みましたが、チョコを1個食べたらいつも通りに戻ったのでチョコを携帯するようにして続けました。現在は空腹になったり体調に問題が発生することもなく朝食抜き生活をしています。その分、昼食や夕食の量が増えて本末転倒なんてこともありません。
この本は具体的にどのように食事するのが良いかが記されているので実際に試してみようと思える内容となっています。1日1~2食を勧めている本ですが、夜は何をどれだけ食べても良いという内容ですし、それぞれの人に合う方法を試すように記載されているので始めるハードルも低いです。
「食べるのがだるい」と感じている人に読んでほしい本ではありますが、
食べるの大好きだから食事量を減らしたくない!
という人でもこの本の内容は頭の隅に入れておいて損はないと思っています。
何故かというと、昼にビュッフェでがっつり食べてしまった日でも「やっぱり1日3食取った方が良いかな…」という呪縛に囚われている人がいるかもしれないからです。他にも病気で食欲がないときでも「寝たいけれどご飯は食べなきゃ…」と思ってしまう人もそうですね。
お腹が空いていない時は無理して3食取らなくて良いという知識を獲得しておけばこういうときに食べなくても良いんだと考えられるようになり、心に余裕ができます。
実体験例も説明されていて説得力がありますし、強要するような文章でもないので読みやすい文章となっています。幅広い人にオススメできる一冊と言えるでしょう。
やってはいけない健康診断 早期発見・早期治療の「罠」
2つ目は近藤誠さんと和田秀樹さんが記した本である「やってはいけない健康診断 早期発見・早期治療の「罠」」です!
タイトルにもあるように健康診断に批判的な意見を持っているお二方が、今まで当然のように行ってきた日本の医療や健康診断について遠慮無くズバズバ言っていく本となっています。そのため読んでいてあまり良い気分にならない人もいるかもしれません。
ただしこの本を読むことでメディアをはじめとする情報を全員が信じているわけではないということを学べる良い機会になると思います。もしこの本が不評ならばそうではないですが、レビューを見ても肯定的な感想は多く、納得のいく本であることが分かります。
健康診断は学校でも会社でも義務付けられている所が殆どだと思いますので受けないということはできないとしても、無視することはできます。私も現在は至って健康ですが、もし悪い結果が出たらまたこの本のことを思い出したいと考えています。
この本を特にオススメしたい人はずばり健康診断の結果が悪い人です。もちろんそうでなくても健康に興味がある人は読んでみる価値はあります。全部鵜呑みにする必要はないので気になるポイントだけでも心得ておけばよろしいかと。
この本に書かれている内容は早い話が「検診結果にむやみに悩まないで今の状態を前向きに生きよう」ということです。検診結果が悪かったからとストレスを抱えていたり、治療・手術などを受けたくないと考えている人にとってこの本は大きな心の支えになるはずです。
また、私は割と昔から
私って太っている方なのか?周りが痩せているだけではなくて?
と密かに思っていました。私のBMIはいつも普通体重の範囲なので私が特別太っているわけでもないです。そのため、本書に書かれてある「多少メタボ気味の方が長生きできる」という事実を見て安心したことを覚えています。どうして女性って痩せ体型が美しいみたいな風潮が生まれてしまったのでしょうか。
著者が2人いることもあって、対談形式で文章が書かれています。それもあって文章が読みやすく、元々健康に興味のある私はますます読む速度が速くなり印象深い本になりました。読みやすいというのも、本書をオススメする理由の1つです。
金持ち父さん貧乏父さん
3つ目はロバート・キヨサキさんが記した本である「金持ち父さん貧乏父さん」です!
例に漏れずこの本も読みやすいです。物語形式になっていますし、見出しの数も多いです。
「お金持ちになるためにはどのようなマインドを持つ必要があるか」ということを記している本です。仮に実践しないとしても、社会人になってからの基礎知識として重要なのは間違いないでしょう。
端的に言えばサラリーマンとして働いているだけではお金持ちにはなれないということが記載されています。お金持ちになるためには不動産をはじめとする投資をしたり、自分のビジネスを持たなければならないのです。
私はこの本を読むまでそんなことを微塵も思っていなかったため、ずっと新鮮な気持ちで読み続けていました。今まで全く勉強していなかった不動産経営について本・ネットなどで勉強するようになるくらい、私の心に焼き付きました。
私がブログを始めたのも、自分の手で稼ぐ手段が欲しかったというのも理由です。
結局面倒だからという理由で何も行動しなかったり、リスクを恐れて挑戦しなかったりすると絶対に成功しないんですよね。これはお金に限らず全ての物事について言えることだと思います。
実際この本をきっかけに不動産に興味を持つ人は多い模様です。本書はお金を稼ぐための具体的な行動というよりはお金持ちになるための基礎知識やマインド面についての内容がメインです。そのためこの本で興味が沸いたらより具体的な行動が記されている本を読んでみると良いでしょう。
私は大学生の時に初めて読んだ本なのですが、数年後にもう一度読んでみたいと思いました。なぜなら社会人としての経験を充分に積んで読むと初読時とはまた違った感想を抱きそうだからです。もしあなたが学生ならば今読んで、社会人になってもう一度読むことをオススメします。
コロナ禍を経たことにより、雇われる身の不安定さが分かったという人も少なくないはずです。自分の手で稼ぐことの重要さをより実感するためにも是非読んでほしい本です。
まずはアパート一棟、買いなさい!
4つ目は石原博光さんが記した本である「まずはアパート一棟、買いなさい!」です!
アパート一棟買いに絞った解説にはなっていますが、アパートに限らず不動産経営を考えているならば読んで損はありません。先述した「金持ち父さん貧乏父さん」で不動産経営に興味を持ったら買ってみることをオススメします。私も不動産に興味を持った結果、この本に辿り着きました。
ニッチな部分のニーズを狙うことの大切さをよく学ぶことができました。不動産に限らずニッチなニーズの分析って重要ですよね。
この本の最大の特徴は具体的に書かれていることだと思います。オススメの物件、経営方法といった基本的な知識は勿論のこと、
・融資を引く際の金融機関について
・値引き交渉のコツについて
・管理会社の選定や付き合い方
といったことまで記載されており、これ1冊を持っておけば不動産経営の全てに対応できるといっても良いほどです。それほどまでに濃い1冊です。
ただこの本を読んでみた結果、以下のようになる人も多いのではないでしょうか。
すごく大変そうだなあ…やる気が出ない…
あまりにしっかり記載してあるため、やらなければならないことが沢山あるという事実や面倒臭いというイメージにより中々行動に移せない人もいます。かくいう私もそうですが…
とはいえ不動産経営の苦労や知識をまともに持たないまま始めてしまうと不動産経営失敗の可能性が大いに高まったり、安易に始めた自分自身を後悔することは間違いありません。そういった失敗のリスクを減らすためにもあらかじめ学べるこの本は価値があります。
この本が出たことにより関東の築古アパートが一気に品薄・高騰化したと言われるほど、影響力が強いです。それを踏まえると多くの人に親しまれていて役立つ本であることは間違いないでしょう。
まとめ
健康に関する本2冊とお金に関する本を2冊紹介しました。これらの本は食事量の変化や不動産の勉強など、私の行動にも大きな変化をもたらしています。
何気なく読み始めた本が、皆様の人生に大きな影響を与えることがあります。通学・通勤時間や寝る前の時間などを利用して様々な本を読んでみることをオススメします。
1回読んで全て理解できなかった場合はもう1回読んでみたり、メモしながら読むことをオススメします。それでは充実した読書ライフを!