小学生はゲームをどのくらいやってもいいのか

小学生はゲームをどのくらいやってもいいのか

小学生の頃にゲームばかりやっていた!ゲーム大好きだった!という人はかなり多いのではないでしょうか。

私も小学生の頃は今ほどスマホが流行していなかったので、もう空いた時間はほぼずっとゲームに費やすレベルでゲームばかりやっていました。

それだけにゲームばかりすることに怒るタイプの人にはぶっちゃけ

全国のちびっ子からの好感度下がっても知らないからな!?

と思っています。

そんな私視点から見た、「小学生はゲームをどのくらいプレイしても良いのか」を勉強などの兼ね合いも踏まえて考察していきたいと思います。

ゲーム好きなお子様をお持ちの親は一度目を通してみて損はないはずです。

小学生はゲームをプレイするのに最高の時期!

結論から言えば、小学生の頃は是非色々なゲームに触れて欲しいと思います。

理由としてはまず幼稚園や小学1,2年生の頃はストーリー性の強い作品やRPG、操作性の難しいアクションゲームといった物にあまり馴染むことができません。そのためゲームが持っている面白さをフルで堪能することはとてもできません。

そして中学。中学生になると部活動や学習塾の存在により帰宅が夜になることが日常茶飯事になります。更に定期テストや受験の存在が自由時間を削ります。

それを踏まえれば小学生(特に3~6年生頃)はゲームする時間的余裕が充分にあり、更に大人がプレイするようなゲームにも少しずつ触れることが可能になる時期でゲームを満喫するには最高です。

実際私も小学生の頃に何度もプレイしたゲームは今なお大切な思い出として残っています。そのくらい小学生の頃にどんなゲームを触れてきたのかというのは重要なのです。

ゲームは魔法を使ったりモンスターと戦ったりといった現実では体験できないようなことができる唯一無二の魅力があります。

世界観に入り込めるという点では本やアニメも該当するかもしれませんが、本は映像や音楽が存在しないので没入感ではどうしても欠けるし、アニメは自分は主人公の様子を見ているだけだから第三者視点でファンタジーの世界を訪問しているだけにすぎません。

ゲームの中のキャラを操作でき、美しいグラフィックや豪華なサウンドで世界観をフルで楽しむ。ゲームで味わう楽しさは決して他の趣味では味わえません。

「ゲーム=悪」というイメージを持っている人がいる場合、「小学生時代の大切な思い出作り」と思ってお子様を見守るようにするのが良いのではないでしょうか。

それに親が子供に厳しくゲームをするなと言うスタンスの場合、親子関係が悪くなったり子供のストレスが溜まったりと逆効果になってしまいます。子育て的に考えてもぶっちゃけゲームを与えておいた方が子供は黙々とゲームをしてくれるので親も自分の時間が取れて楽だと思いますよ。

ゲームしすぎで不安になるという気持ちも分かる

とはいえ小学生の頃の行動・性格は今後にも影響をもたらす部分が少なからずあるのも事実。小学生の頃にゲームにドハマりしてしまった結果、中学生以降も勉強そっちのけでゲーム三昧になったらどうしよう…と不安になるのもやむなしでしょう。

そのためゲームに関するルールを決めている家庭は多いですよね。

私がもし小学生の子供にルールを作るのであれば以下のようにするかなと思います。

1.学校の宿題は必ずやること

→寝る前に親がチェックする

2.テストは隠さずに親に見せること

→悪い成績が続くなら勉強時間を設けたり、学習塾に行かせるなどの工夫をする

3.食事、風呂、睡眠といった生活習慣を崩さないこと

→キリの良いところで終わらせる習慣を付ける

小学生の頃は勉強内容よりも「勉強する習慣を付ける、基本的生活を送れるようにする」といった点を身につけることの方が重要だと考えています。そのためこの緩めの3つのルールにしておけば問題ないと踏まえました。ゲームばかりしていてもしっかり勉強できる人は多数存在しますからね。

小学生の頃のテストに関しては80点以上取る、というのを1つの目標にしている人が多いですね。うっかりミス連発や難しい内容だったなどの理由で低い点数を取ってしまっても、どこが違ったのかをしっかり確認したり次は気をつけようと志せば問題ないです。

ただし低い点数が続いているのであれば根本的に勉強量が足りなかったり理解できていない可能性が高いのでそういう場合はゲーム時間を削って勉強の時間を設けるように工夫するべきでしょう。

どこまで親が勉強に付き添うべきか問題がありますが、「小学4年生辺りまで」という意見が多いようです。教えるのが苦手な場合は「同じ部屋で子供が勉強している様子を見守る」「丸付けをして間違っていたところを子供としっかり確認する」といった取り組みでも構いません。

勉強内容そのものよりも自分から勉強していく姿勢を作ることが小学生時代における鍵なので教えてばかりになるのではなく、いかに自主的に勉強するかを確認することも勉強苦手な子供には大切です。

また、理科社会などはともかく、どの問題が出るかハッキリ分かる漢字テストや積み重ね式の教科である算数辺りはもう少し点数の基準を厳しく見ても良いと思います。

私の中学なんて中学生になったのに九九全部言えないとか言っている人居ましたからねえ…(言うまでもなくバカです。数学の成績1だった模様)。算数は本当に小学生時代の内容が中学以降の基礎になるので手を抜けません。

3の「食事、風呂、睡眠といった生活習慣を崩さないこと」も大切です。あらかじめ時刻を決めておいてその前にゲームを終わらせるように呼びかけましょう。こういった時間を守る行動が後々の「勉強と遊びのメリハリを付ける」ということにも繋がっていきます。

小学生時代の食事内容や睡眠時間は大人よりも重要なのでここを疎かにしてはいけません。

ゲームは様々な能力が身につく優秀な遊び!

娯楽のイメージが強いゲームですが、子供の能力をバランス良く上げていくという点で決して馬鹿に出来ない遊びです。ざっくり挙げるだけでも、以下のような効果が期待できます。

1.ストリートファイターなどの格闘ゲームや、ぷよぷよなどのパズルゲームの場合

これらのゲームはリアルタイムで試合・ゲームが進んでいくため、咄嗟の判断力や集中力が鍛えられます。また、「勝つためにはどうしたら良いのだろう」といった問題解決能力や新しいことに挑戦する能力の向上も大いに期待できます。

2.ときメモなどの恋愛ゲームの場合

恋愛シミュレーションというのは意外にも現実の恋愛で使えそうな要素が多く含まれているものです。例えば「どのような異性が好きになりやすいか」ということをゲームを通して気付く良い機会になります。デートスポットの種類も結構参考になると思います。

3.逆転裁判などのアドベンチャーゲームの場合

「矛盾を探して突きつける」という行動は読解力や注意力の向上に直結する内容です。また、真相が判明する前に誰が真犯人か推理しながら進めれば推理力や想像力の鍛えられます。

4.RPGの場合

RPGもアクションゲーム同様、どのようにすればボスを倒せるかといった問題解決能力の向上に繋がります。

また、RPGは基本的にクリアするまでが長いのでEDまでやり遂げた場合は継続力や目標のために努力する志も大切な収穫です。オンラインゲームの場合は他人とのコミュニケーション力を鍛えることも可能です。

このようにゲームにはただ勉強するだけでは身につかない要素を補う可能性を充分に秘めていることがご理解いただけたかと思います。

なので大切なのはやはり必要な勉強をした上でゲームもしっかりと満喫することです。ゲーム時は勉強のことは考えないで思いっきり遊ぶくらいの覚悟でも良いと思います。

ゲームってお金がかかる遊びなのでは?

ゲームって世間一般的に高額品というイメージを持っている人は決して少なくないと思います。そのためゲームにハマるとお金が無駄に使われそう…と心配になる親もいるでしょう。

ただ私的にはゲームってむしろかなりコスパが良い趣味だと思っています。数千円払ってゲームソフトを手に入れればいつでもどこでも遊ぶことができるし、数十時間遊べるし、手元に残せるし。

以前の読書の記事で書いた内容とやや被りますが、ゲーム代の節約には以下のようなことが役立つと考えています。これらを取り込めば更に節約が見込めます。

読書の時間を作る方法 – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com)

1.中古で買う

節約の鉄板です。大抵1000円以下で買えるので相当コスパが良いです。オンラインショップだと実物を見れない、不良品などのリスクがあるので店舗に行って購入できるとベターです。

2.評判をよく見てから買う

「買ってみたけれど面白くなかった」という場合、お金の無駄遣いに繋がります。新作をすぐプレイしたい気持ちはとても分かりますが、よほど愛着のあるシリーズ作品でもない限り、ある程度行き渡ってどのような評判なのかを見てから購入した方が良いでしょう。

現在はゲーム実況動画も充実しているので、Part1だけとか最初の方だけ視聴してみて面白そうだったら購入する、というのもアリです。

3.ゲームは何周もプレイするもの

どんなに面白いゲームでも、一度プレイしただけだと100%思い出すことは不可能です。忘れた頃に再びプレイすることでゲーム代を節約でき、新鮮な感覚でプレイできて一石二鳥です。

そのためゲームのコレクションが増えれば増えるほど新しいゲームを買う頻度は減っていきますね。

私はDQシリーズは全ての作品を最低2周しています。時間に余裕があった小学生時代だと作品によっては軽く10周しているものもあります。それだけに1周しただけですぐ売るタイプの人は正直勿体ないなと思います。

4.長時間プレイできるゲーム中心に購入する

長時間プレイできるゲームであれば当分はそのゲームに時間を費やすことができるので必然的にゲーム代を節約できます。

オススメはRPGです。大抵のRPGはプレイ時間20時間以上かかるのでじっくりプレイするのに最適です。DQ7に至っては「100時間かかる」とよく言われていますし。

RPG以外ならばモンハンやどうぶつの森といったやりこみ要素がたっぷりあるタイプのゲームです。忘れた頃にプレイしてみるとまた新鮮な気持ちで挑むことができます。

他にもゲームハードはなるべく複数ゲームが遊べるものを購入する、スマホの無料アプリのゲームをプレイする、友達から借りる、実況動画で満足できそうなら実況動画で楽しむなど方法は色々ありますので上手いこと工夫することが大切です。

まとめ

小学生がゲームを沢山遊ぶことについてどう対応するのが良いか、ゲーム好きな私の見解を述べさせていただきました。

総括すると「小学生のうちにゲームは沢山プレイして楽しんでおこう」「宿題習慣や生活習慣は崩さないようにしよう」「ゲームはタメになるしコスパも良い、満足度の高い遊び」ということが私の述べたかったこととなります。

ゲームに沢山触れて、現実の世界では体験できない出来事を沢山経験してください!大人になったときに記憶に残る思い出になること間違いなしです。

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