ディズニーランド・シーにおける私の好きなエリア

ディズニーランド・シーにおける私の好きなエリア

昔はディズニーリゾートへ行ったらアトラクションばかり目に入っていたけれど、大人になったら風景やパレード・ショーなどの雰囲気に夢中になってしまうという人は私以外にもいるのではないでしょうか。

ディズニーランドとディズニーシーにはそれぞれ7つのエリアが存在します。ディズニーシーは近いうちに第8のテーマポートが追加されるとのことなので今から楽しみにしております。

ディズニーランド・シーに何度も行ったことがある私がランドとシーにおける好きなエリアをアトラクション、世界観、会えるキャラ、レストランなど総合して吟味した結果選んだ計6つを述べていきたいと思います!とても悩みましたが(特にシー)…

今回解説するエリアは私がディズニーに行ったときに滞在時間が長くなりやすいエリアをチョイスしました。なのでディズニーに詳しくない人でも私のおすすめエリアは参考になると思いますよ。興味がある人は是非続きをご覧になってください。

ディズニーランド編

クリッターカントリー

1つ目はクリッターカントリーです!ディズニーランドの中では遅れてオープンしたエリアということもあって、ハッキリ言ってとても狭いエリアです。それに奥地にある都合上、何か用がないと訪れることがまずないエリアです。

ただその狭さが逆に「知る人ぞ知るエリア」感があって結構気に入っています。

クリッターカントリーと言えば第一に挙げたくなるのはなんと言ってもスプラッシュマウンテンでしょう!練り込まれた世界観と絶叫系としてのスペックの高さから3大マウンテンの中でも特に人気な印象が強いです。

アトラクションが2個しかないエリアですが、スプラッシュがとても面白いアトラクションなので不満要素はそれほどありません。ランドの好きなアトラクションベスト3に間違いなく入ります。

因みにアトラクションだけでなくショップとレストランも2個ずつしかありません。寂しさは否めませんが、秘境っぽさに一躍買っているように感じます。

他にクリッターカントリーで取り上げるべき要素と言えば、小動物を全面的に推しているところだと思います。このエリア自体「小動物が沢山住む世界」という設定なので他のエリアにないほのぼのさと落ち着きがあります。

私はチップ&デールが大好きで、とんすけ&ミスバニーも好きという生粋の小動物オタクなので彼らとグリーティングできる点やチップ&デールのグッズがメインで売られているフート&ハラーハイドアウトの存在はこのエリアの評価を大きく上げています。

“可愛い”は正義だよねえ

また、レストランも数は少ないながらもどちらも印象的なレストランですね。

隠れ家っぽい雰囲気&値段とボリュームのバランスで人気のグランマサラのキッチンも良いですが、私が着目したいのはラケッティのラクーンサルーンのクリッターサンデーです!

クリッターサンデーはランド・シー含むお菓子メニューの中でも1,2を争うほど好きな商品です。チュロスもソフトクリームも楽しめるなんてデザート好きの私には目ん玉が飛び出るような一品です。値段が比較的手軽なのも嬉しい。

大好きな商品なので2023年6月に久々に復活して本当に嬉しかったです!しれっと大幅値上げしている点にはイラッとしつつも復活の嬉しさで勝手にもみ消しましたw

どうしてもクリッターカントリー=スプラッシュマウンテンのイメージが強くなりがちですが、豊かな自然やほっとくつろげるレストラン、可愛らしいキャラ・グッズなどちょっと疲れたときに立ち寄りたくなる要素が多く詰められており、まさにオアシスのようなエリアです。

クリッターカントリーを見ていると、アトラクションやレストランなどの絶対数が少なくても満足できるエリアは作ることが可能という事実を身を持って体感します。

トゥモローランド

2つ目はトゥモローランドです!このエリアの第一印象としては昔、現在共に「人気アトラクションが多い」ということです。

スペースマウンテン、バズ、モンスターズインクとFP対象アトラクションが目白押しだし、最近はベイマックスも追加されました。その都合上いつ行ってもトゥモローランドは滞在時間が長くなりやすく、それもあって愛着があります。

ベイマックスやスティッチエンカウンターといったキャラが登場するアトラクションが多いためお子様人気が高いですし、スペースマウンテンやスターツアーズといったスリル系アトラクションも備えることで中高生以上の客層もしっかりとカバーしています。

こういったアトラクションの二面性も、このエリアが魅力的な理由の一つだと思います。

かくいう私も昔はバズやモンスターズインク中心で楽しんでいたのに今やスペースマウンテン三昧に…w

このエリアの特徴として良く挙げられるのは「未来がテーマなのでアトラクションのクローズ・オープンが頻繁に行われる」ということです。慣れ親しんだ風景が少しずつ変わっていくのは辛い部分ではありますが、何だかんだ新しく変わっていくわくわく感の方が個人的には強いですね。

あとこのエリアの良いところと言うと、何だかかっこいいというところかな(この語彙力の無さよ)。宇宙・星空が好きな私にとってトゥモローランドは夢のような空間です。良い意味でディズニーっぽい可愛らしさがないというか、キャストのコスチュームもぶりぶりしていなくてかっこいい感じというか。

私は3大マウンテンの中でスペースマウンテンが1番好きです。絶叫系としての面白さは勿論ですが、乗り場や乗り物がディズニーの絶叫系の中でも別格のかっこよさで世界観も神秘的なのが理由として大きいですね。

こんなに面白くてハイテクそうなアトラクションが(2023年現在)トゥモローランドで唯一の、開園当初からあるアトラクションとかマジ?って思ってしまいます。まあスペースマウンテンも近いうちにリニューアルしますけどね。

このエリアのレストランはフードコートっぽい物が多いですね。トゥモローランドテラスやプラズマレイズダイナーなど「座席数多い&安い&ボリューミー」な感じのお店多し。

パンギャラクティックピザポート辺りはちょいちょい利用しますしフードコートっぽい作りも悪いわけではないですが、トゥモローランドは大人も楽しめるエリアという印象が強いのでもう少し値段帯が高いレストランも欲しいと個人的には思います。そうすれば更に好きなエリアになります。

昼も良いですが夜のトゥモローランドは本当に宇宙に来た気分になって更にわくわくします。カラフルに光るスペースマウンテンが印象的で、夜景が特に好きなエリアの一つです。

ネットオフ

ファンタジーランド

3つ目はファンタジーランドです!ランドで好きなエリアを聞かれたら私はまずファンタジーランドを挙げますね。

アトラクション、ショップ、レストランなど全てがディズニーらしさ全開の高いクオリティーでまとまっています。総じてキャラ物が多いです。

シンデレラ城もファンタジーランドに含まれていますし、新エリアの美女と野獣に関するエリアもここです。他のエリアが可哀想になるくらい盛りだくさんのエリアです。

私は特に小学生くらいの頃このエリアの滞在時間が異常に長かったのでマップを見なくてもスイスイ歩けますね。

アトラクション数は2桁に突入するというぶっちぎりの多さです。絶叫系がないですし、メリーゴーランドやティーカップといった遊園地お馴染みのアトラクションもあるのでお子様向けという印象が強いです。

但しだからといって物足りなさは無いです。プーさんのハニーハントは「お子様向け」で済まないくらいにきめ細かな世界観と技術力の高さには常に感心します。ホーンテッドマンションもホラーな雰囲気にどっぷりとはまれますし、乗車時間も長いので満足度が高いです。

イッツアスモールワールドやピーターパン空の旅辺りもかなり好きなアトラクションですし、絶叫系好きな私でも絶叫系不足な点については全く気になりません。

レストランに関しても中々良い店が揃っていると思います。特にクイーンオブハートのバンケットホールはレストランの中でも1,2を争うお気に入りです。店内が可愛いのは勿論のこと、肉料理中心なので満足度が高い点やデザートメニューが充実している点が評価ポイントです。

女性向けっぽい店内レイアウトなので入りにくいかもしれませんが、しっかり食事を食べたい男性にもお勧めしたいお店ですね。

他はどれも軽食系レストランですがキャプテンフックスギャレーはサクッと1食済ますのに丁度良い値段とボリュームで、パイナップル入りのピザが斬新で美味しいのでこれもお気に入りです。まだ食べたことないですがビレッジペイストリーのティポトルタも人気お菓子なのでいつか食べてみたいです。

このエリアが1番ディズニーっぽいし、遊園地っぽさもあると思います。大体のディズニー作品がこのエリアに該当するからというのが理由として大きいですね。フリーグリーティングも頻繁に行われているし会えるキャラも幅広いので歩いているだけでも楽しいです。

ディズニーシー編

ロストリバーデルタ

4つ目はロストリバーデルタです!古代遺跡とジャングルが特徴的なエリアです。アトラクションや建物、橋など総じて茶色が多いエリアだなあと常々感じますw

この都会離れした空間に加えてシーの中で最も奥深くにあるエリアということで、秘境感が強くてそこがたまりません。

アトラクションの数は少ないですがインディジョーンズにレイジングと人気の高いアトラクションが2つあるので乏しい感じはないですね。どちらもかなり好きなアトラクションなので滞在時間が長くなりやすいエリアです。

これら絶叫系の存在感が強いですが、飲食店もレストラン・ワゴンとバランス良く存在する上にグリーティング施設やハンガーステージも存在するため幅広い客層に対応しているエリアです。実際、最奥地にも関わらず人は多い印象です。

レストランに関してはお手頃&ボリューミーな感じのお店が多いです。ユカタンソーセージドッグはホットドッグなので1食分にもなるし好きですね。

ただこのエリアのレストラン・ワゴンは何というか全体的に華がないですよね(店内の雰囲気もメニューも)。ユカタンベースキャンプグリルは肉が食べられるのは好きですが、肉ならホライズンベイで食べてしまうことが多いです。あっちの方が店内も料理も丁寧な感じがして好きなんですよね。

世界観的にはそれで良いのですが、私はエリアの滞在時間に反してここのレストランの利用率は低いです。ロストリバーデルタのレストランが割と空いている傾向にあるのは華の無さも少なからずありそうです。

空いていること自体は普通に嬉しいですけどね。

あとロストリバーデルタが好きな理由はフリーグリーティングかな。ポンチョ姿のチップ&デールが可愛いです。リスなのでこういうシンプルな色合いとデザインの衣装が似合いますよね。

たまにマックスやホセパンがチップ&デールと絡むことがあるのですが、何だかゆる~っとしていてフリーダムな感じが良いです(笑)。

最初に述べた通りロストリバーデルタの秘境感は本当に良いです。1番奥にあるエリアということで開園直後に行くと人が非常に少なく、涼しげな川と木々に囲まれて気持ちの良い朝を迎えられます。

お昼にベンチに座ってのんびりソーセージドッグやチキンを食べるのも味わい深くて良いし、閉園間際も人が非常に少なくなるのでこれまた秘境感が出てきます。

夜になると他のエリアと比べてかなり暗くなります。照明が少ないのですが、その少ないライトアップが神秘的な雰囲気をグッと増していて落ち着きます。閉園が近づくにつれて目に見えて人が少なくなるエリアなので1人ディズニーやカップルにもオススメです!

メディテレーニアンハーバー

5つ目はメディテレーニアンハーバーです!所謂ワールドバザール的立ち位置のエリアであり、アトラクションが少ない代わりにショップとレストランが充実しています。

ワールドバザールも嫌いではないですが、屋根付きということもあってちょっと閉塞感があります。それに対しメディテレーニアンハーバーはエリア面積が広いですし、中央一杯に広がる湖、端から端まで並ぶ町並みに圧巻されてしまいます。

シーに来たらまず最初に訪れるエリアなので、わくわくしている様子が今にも思い浮かびます。

また、季節物のイベントや夜のハーバーショーなどシーのメインショーが開催される都合上、私は1日のうち何回もこのエリアにやって来てそれなりに長い時間(30分~1時間)ショー待ちをします。それもあってこのエリアは滞在時間が長くなりやすく、景色も嫌でも目に付くのでなおさら記憶に残るエリアです。

アラビアンコーストやマーメイドラグーンといったいかにもディズニー全開の景色がたまらなく好きですが、メディテレーニアンハーバーの景色は大人になればなるほど身に染みるような景色の良さでまた違った趣がありますね。本当に海外のようです。

特に夜景の美しさはディズニーシー屈指とされています。ヴェネツィアンゴンドラは昼よりも夜の方が待ち時間が長いという事実がこのエリアの夜景人気を物語っています。

大人気アトラクション・ソアリンの存在やハーバーショーの存在もあって人は常に多いエリアです。これも都会らしい風景に合っていて良いですね。

レストランも景色重視エリアに相応しい、オシャレなお店が沢山あってお気に入りです。イタリア舞台なだけあってイタリアンが多いのもオシャレさに拍車をかけます。因みに好きなお店は値が張るのがネックですがリストランテディカナレットです。

私は高級系レストランがそれほど好きではないのですが、カナレットはピザやパスタなど日常生活でも比較的馴染み深い商品が揃っていますし、単品注文もできるようになったので利用しやすくて良いです。

カフェポルトフィーノも結構好きですね。値段と美味しさと店内の高級感がどれも良いバランスですし、イタリアン以外にも色々なメニューが楽しめるのが嬉しい。ザンビやパン屋さんなどはお手軽価格で楽しめますし、レストランの幅は広いです。私もこのエリアで食事をすることが多いですね。

アトラクションが少ないとよく言われていますが、元々アトラクション数が多くないシーの中ではそこまで少ない訳でもありません。アトラクションの特徴としては

・メディテレーニアンハーバーの綺麗な景色を楽しめる物が多い。

・激しいアトラクションはなく、幅広い年齢層が楽しめる物が揃う。

・スチーマーラインやゴンドラはハーバーショー前後で休止するので注意。

といった辺りでしょうか。

基本的に絶叫系アトラクションと、”ディズニー”らしいライド系アトラクションが好きな私にとってはこのエリアのアトラクションはちょっと評価が落ちるところではあります。ソアリンも空いている時期を狙って何回か乗りましたが、普通に混んでいる今はわざわざ乗らないかな…

とはいえ他のショー系アトラクションやスターツアーズのようなライドとは明らかに違う、飛んでいるような爽快感が楽しかったのも事実ですし、人気なのは理解できます。ゆったりと過ごすことが多いメディテレーニアンハーバーの雰囲気にもよく合っています。

メディテレーニアンハーバーは綺麗な町並み、のんびり楽しめるアトラクション、オシャレなレストラン、ハーバーショーと大人になればなるほど魅力が分かってくるエリアの典型例だと思います。そういう意味では、「大人向け」と言われるディズニーシーに1番相応しいエリアではないでしょうか。

アメリカンウォーターフロント

6つ目はアメリカンウォーターフロントです!シーはランドに比べてアトラクションやレストランといった施設数が少ない印象ですが、ここは都会に相応しい充実ぶりを見せてくれます。SSコロンビア号やタワーオブテラーといった目を引く建造物からして賑やかさが伝わってきます。

密集している人気アトラクション、メディテレーニアンハーバーに次いで多いショップ数、シーで最多のレストラン数にショー施設数、フリーグリーティングで会えるキャラ数もシーの中で1番多い…とこれでもかというほどにてんこ盛りなエリアです。当然人は多いですし、私も滞在時間は長めですね。

このエリアの個人的な数少ない欠点としてはエリアのまとまりがないという点ですかね。都会の町並みにタワーオブテラーみたいな不気味な建物はちょっと浮いているし、この不気味な建物の横にポップなトイストーリーマニアがあるという点にもちぐはぐさを感じてしまいます。

ケープコッドもエリアとしては良いけれど”アメリカンウォーターフロント”のくくりで見るとやや離れていることもあって別エリアっぽさがあります。アメフロはコンテンツを詰め込みすぎた結果、エリアの景観が衝突事故を起こしてるなあと以前から思っていました。

まあケープコッドはシーを象徴する人気キャラ・ダッフィーがいる以上絶対になくせないエリアですけどね!ダフフレ好きにはこのエリアの訪問は必須と言えましょう。マクダックスデパートメントストアはダフフレグッズが大量なので見ているだけでも癒やされます。

因みに私の推しはジェラトーニです!最近のキャラだとリーナベルがかなり好み…!

ダッフィーの存在に加えてトイマニ、タートルトークなどどちらかと言えばお子様向けエリアという印象ですが(今はジャンボリもありますし)、リゾート最恐と名高いタワテラ、高級レストランの存在、ビッグバンドビートなど大人向け要素も多く含まれています。

トゥモローランド同様、この二面性を共に高いレベルで両立させている点がエリアの魅力を大きく引き立てていますね。トゥモローランドほどではないですが、新しいアトラクションが登場しやすいという点も共通しています。

レストランに関しても数ではメディテレーニアンハーバーの方が上ではあるものの、あちらがイタリアン・レストラン系にやや偏っているのに対し、ここはショーレストラン、ワゴン系ショップ、サンドイッチ、和食など幅広いのでより多くの客層に対応しているという点では上かもしれません。

トイマニの楽しさや充実した飲食店、キャラグリの豊富さも捨てがたいですが、このエリアの1番好きな要素はやっぱりタワーオブテラーですかね。シーの素敵な景色と見事なアトラクションの世界観を楽しめる、シーに欠かせない名アトラクションだと思います。

アメリカンウォーターフロントは全てがバランス良く充実していて最早語りきれないエリアです。シーは移動がとにかく疲れるので、歩くのが面倒だったらアメリカンウォーターフロントを軸にプランを練っても良いと思います。

まとめ

私のディズニーランド・シーにおける好きなエリアを3つ解説しました。

相変わらず他記事同様に自分の偏見・感覚を盛り盛りに入れ込んだ解説記事となっております。景観、アトラクション、ショップ、レストランなど様々な観点を踏まえた上で書いたのでディズニー好きの方であれば恐らく共感できる要素も多く含まれていたのではないでしょうか。

今回解説したエリアは割とパークの中でもメイン所になりやすい場所が多いはずですので、もしディズニーリゾートにそれほど詳しくない人が今回の記事を読んでいる場合、これらのエリアの滞在時間を長くしてみてはいかがでしょうか。

その結果、私の述べていた解説に共感してくださるととても嬉しいです!

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