学生生活を支える節約テクニック

学生生活を支える節約テクニック

私は学生時代、まともにお小遣いを貰ったことがありません。

なぜなら、お金を全然使わなかったからです。お小遣い形式にするよりも、お金が欲しいときに欲しい分だけ貰うようにした方が親としても少ない金額で済んだのです。

別に無理して節約しようとしていた訳ではありません。自分なりに楽しい学生生活を送りました。

そんな過去がある私であれば、何かと浪費しがちな学生達の良きアドバイザーになれるのではないかと思ったので倹約術についての記事を記そうと思います。

少しでもお役に立てれば幸いです。

買うかどうか悩んだら買わない!

食べ物、娯楽、日用品などあらゆるジャンルに当てはまることとして、「買うかどうか悩む余地がある」ものは即決で「買わない」という選択肢を取る癖を付けることをオススメします。

なぜならば本当に欲しいと思う物であれば、悩むことはまず無いからです。悩むということは「価値の割には値段が高く感じる」とか「自分が言うほど好きな物ではない」とか何かしら欠点を抱えているはずです。

その場合はまず購入を保留します。その後、買う必要があるかどうかを吟味し、価値があると判断したならば買いましょう。

買うかどうか悩む場合はネットの情報も参考になります。Amazonのレビューもバカにできません。情報を集めればその商品が良いかどうかを判断できるだけではなく、よりコスパの良い商品、魅力的な商品を探せる可能性もあるため一石二鳥です。

基本的に買うかどうかの判断はネットの情報を見るか、自分の頭で考えることをオススメします。実物を見てしまうと買いたくなってしまうのが人間の性。

あと倹約家は何かと安さを重視しますしその気持ちも分かりますが、物によっては何でも安い物の方が良いという訳ではありません(まあ当たり前と言えば当たり前ですが)。

例えば傘はビニール傘が確かに安いですが、壊れやすいという難点を抱えています。しかもとにかく盗まれやすい。その度に新しい物を購入していると、不必要にお金がかかってしまいます。

なので傘はある程度ちゃんとした物を買った方が良いですね。買い物するときは安さだけに目がくらんではいけないということです。

買い物の豆知識

買い物によく行く人にとっては当たり前のことかもしれませんが、買い物慣れしていない学生さんもこの記事を見ていると思われるので豆知識をいくつか紹介します。

1.買い物は3日に1回

買い物は毎日言っていると衝動買いの原因となってしまうのでなるべく回数を減らすことが大切です。だからといって1週間に1回とかだと重いし、献立を考えるのも難しいし、大変さが上回っています。

なので最適解は3日に1回です。3日目は余った材料を在庫処分する感覚で献立を決めれば無駄なく消費できるのでロスを少なくできるという点でもオススメです。

在庫処分という意味では用途の少ない調味料等をあまり抱えないということも大切ですね。カルボナーラで使用する生クリームとか。「この調味料、他で代用できないかな?」といったことも踏まえて買い物できれば上級者。

2.買い物に行くなら食後

これも理由はお察しだと思いますが、空腹時にスーパーに行くと惣菜やらお菓子やら余計な物を沢山買ってしまいます。

そのため買い物に行くのであれば食後がベター。仕事帰りの平日とかだと中々厳しいかもしれませんが、週末だけでも意識すると良いと思います。世間的にも13~15時くらいはアイドルタイムと呼ばれており比較的空きやすいのでその意味でもオススメです。

午前中に済ませたい派の人は9~11時も空きやすいので良いでしょう。

3.○○円購入でポイント△△倍という文言について

大体この文言があると「あともう少しでポイント△△倍になるから買わなきゃ!」となりがちです。

ですがこの行動、スーパーの思う壺です。ポイントなんて何百円購入してようやくポイントが付いて、そのポイントを何百ポイントためてようやく価値があるものです。

そのために強引に点数を増やしていたら節約の意味がない。規定の金額に満たなかったとしても得することはなかれど損することはまず無いのだから、気にせずいつも通り買えば良いのです。

その機能、パソコンやスマホで代用できませんか?

パソコンやスマホって高いですよね。通信料もかかるし、これを当たり前のように所持している世の中って不思議な感じですよね。

とはいえパソコンもスマホも仕事・娯楽・情報収集等あらゆる観点で有能な優れものであることは間違いありません。なので私は「スマホを保持するな」といった鬼みたいなことを述べるつもりはありません。

何が言いたいかというと、「パソコンやスマホで充分な機能はそれで済ませよう」ということです。

例えば「雑誌はスマホで読めれば良い」という人であれば月額418円で雑誌読み放題の楽天マガジンで済ませる、といった具合です。

料理マニアでもない普通の人の場合、クックパッドがあれば料理本をわざわざ買う必要がありません。Youtubeは様々な面白い動画を無料で視聴できるので娯楽の一つとして捉えればお金を節約できます。

メモもパソコンやスマホですれば紙代を浮かせることができます。このようにパソコンやスマホで代用できるものはどんどん代用するべきです。

勉強の際に紙に書かないと覚えられない、という人は多いと思うので勉強の際は紙を使っても良いと思います。ただその場合もノートやルーズリーフではなくコピー用紙を使った方が安上がりですね。

楽天ミュージック

食費について

私は食についてはあまり倹約しないで食べたい物を食べる傾向にあります。そのため恐らくあまり参考にならないと思います。

実際、食費はあまり削らない方が良いです。学生の昼休みにせよ帰宅後にせよ外食にせよ、食をモチベーションというか小さな楽しみにしている人って多いのではないでしょうか。

食費を削ると心の健康が乱れる可能性があるし、あとは単純に栄養不足で身体面でも健康に影響が出てしまいます。人は身体に不足している物が補える食べ物を美味しいと感じるように作られているので、その本能に従うべきです。

以前の記事でも書いたことですが、節約するとしたら飲み物ですね。飲み物は節約したところで幸福度は殆ど落ちないし、効果も比較的大きいです(飲み物代は節約が最も容易である – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com))。

その他、無理しない範囲で食費を節約できる方法としては以下のような手段が考えられます。

1.学校での昼食は軽めにする

昼食後にお腹いっぱいになって授業でうとうとしてしまう人、多いですよね。だったら軽めにしてしまいましょう。

私はパンが好きなのでパン2個で昼食を済ませることがあります。パンは美味しいし、空腹も充分凌げるし、2個買って200円代とかなので凄くコスパが良いです。栄養的にはあまり良くないので1週間に1,2回程度にしていますが。

パン以外でもおにぎりとか、学食があるなら蕎麦・うどん辺りがオススメです。蕎麦・うどんはご飯物よりも安価で食べられるので節約時の強い味方です。

2.外食は安いレストランに行く

休みの日は外食に行く!という人、いると思います。ですが外食って食べ物の美味しさと価格がそんなに比例していないケースがよくあります。

「ちょっと奮発してイタリア料理店に行こう!」と意気込んでも、自分が美味しいと感じる内容やメニューによってはサイゼリヤで充分なケースもあります。

サイゼリヤまでは行かなくても、ガストやバーミヤンなど比較的安価なファミレスのメニューって我々からしたら凄く美味しいです。食べ慣れている分、高級レストランよりも美味しいまである。

それを踏まえると外食は安い所中心に周り、たまに気分転換で普段行かないリッチなお店に行く、という程度が総合的な満足度は上がると思います。

(こちらの記事も参考までにどうぞ→私の好きな外食店を10店舗挙げていく – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com))

3.お菓子・デザートについて

学校や会社などで、「疲れたから甘い物を食べてリフレッシュ」とか「昼食におやつをいつも食べる」とかしている人をよく見かけます。

ただ個人的な意見ですが、まだまだ学校・会社に拘束されている状態でお菓子を食べてもあまり満足感は得られませんね。何ならお腹いっぱいになって眠くなる可能性があるというマイナスの方が大きい。

同じお菓子であれば帰宅後にコーヒーでも飲みながらゆっくりと食べる方が1日の疲れを癒すことができて良いと思いますけどね。人それぞれではあるので強要はしませんが。

あとは外食後のデザートについてですね。パフェみたいにスーパーで売っていない&自分で作るのが難しいものであれば食べても良いと思いますが、ケーキやアイスくらいであれば正直スーパーで買った方が安上がりではないでしょうか。

こんな感じで食費ガバガバな私でも節約しようと思えば節約できるなのです。

ケチってはいけない項目

ケチってはいけない項目の筆頭候補は上述した通り食費です。

世の中で1番お金を使う価値があるのは健康だと考えています。病気になると仕事ができないから給料を貰えないし、医療費もかかってしまいます。メンタル的にもよろしくありません。

風邪を引かない方法は以前記事を記載したのでそちらも参考にしてください。

風邪を何年も引いていない私が語る風邪を引かない方法 – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com)

この記事において私の睡眠時間は5時間半とか書いていますが、今は考え方が変わり6時間~6時間半は最低でも取るようにしていますね。睡眠時間というのはお金を払ってもよいくらい、健康面で大いに価値のあるものなので健康に気を遣う上では睡眠も必須ですね。

何の目的もなくだらだらとテレビやスマホを見るくらいであればとっとと寝た方がブルーライト的観点からしても良いですね。

そして私がケチってはいけないと考えている項目はあと2つ。勉強費旅行費です。

勉強費というと資格のためのテキストとか本とかのイメージが強いですが、それ以外にも昇進・転職、そして副業に関わるものなどは全て勉強費と捉えて問題無いです。

例えば私もブログ運営費として毎月約1300円ほど払っています。ブログを始めてかれこれ1年以上経ちますが、文章で伝える能力や世間的な意見・情報を幅広く知ることができたりと多大な恩恵を感じています。

まだ全然稼げていない(せいぜい月数十円の世界)ですが、ブログを始めて本当に良かったなと感じています。勉強への投資は自分の成長・スキルアップするにおいて何よりも大切です。

そして旅行費。帰省含め旅行にお金と時間を惜しんではいけません。確かに人生において楽しいことは色々あります。その中でも旅行というのは一大ビッグイベント、何年経ってもふとしたときに思い出すような思い出になりやすいです。

何より日常とかけ離れた土地に行くというのはこの上ないリフレッシュになります。旅行に行く!と決めた際は食事やお出かけスポットにケチらずガンガンお金を使って全てが印象に残るような旅行にするべきです。

自称一匹狼が勧める一匹狼生活

私は基本的に友達を作らずに自分のやりたいままに学生生活も休日も送ってきた人間です。そっちの方が楽しいし気分的にも良いからそうしてきたのですが、現在はそれに加えて「お金を節約できる」という利点もありますね。

友達が多いと飲み会、某テーマパークに遊びに行く、誕生日プレゼントなど金銭面が何かとルーズになってとにかく面倒臭いです。

なので皆さんにはこれを機に一匹狼生活を送ってみてはいかがでしょうか、という提案をしたい訳です。

「やっぱり友達といる方が楽しい!」というのであれば元の生活に戻せば良いわけで。会う機会を減らすだけでも効果があるはずです。

あとは「友達から遊びや飲み会の誘いがあると断れない」というお人好しは、自分が別に行きたいと思わなければ行かないという選択肢を意識することも大切です。

第一、誘いを断る程度で崩れる友情なんて元々大したものじゃないですからね。

まとめ

今までお小遣いを殆ど貰わず、大人になってもかなり貯金ができている私が考えた倹約術を紹介しました。経験談を踏まえて記しているため、全体的に学生向けの内容となりました。

ただし節約を意識しすぎて何のメリハリもない人生を送ってしまっては何も楽しめない人生となってしまいます。お金を使うべき場面と使わなくても良い場面をしっかりと分けることが1番大切です。

自分にとって大切なことは何なのか、そのお金を使う価値がある内容なのかをしっかりと見極めてお金をやりくりしていきましょう。

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