独身のままで本当に良いだろうか

独身のままで本当に良いだろうか

私は現時点で結婚願望はほぼゼロに近い。

小学生時代から現在までを振り返って、色々なメリット・デメリットを考えて結婚願望の有無は意外とコロコロ変わっているのですが、結婚が現実的になってきた現在改めて考えるとやっぱり結婚はしないんだろうなあと予想しています。

でも本当に結婚しなくて良いのか、どのような利点があって独身を選ぶのかを今のうちに改めて考え、後悔したくないと感じたのでこの記事を記載することとしました。

独身希望の人の心の支えになることを期待して、記していきます。

独身生活について色々

独身希望者はある意味幸せ者

個人的に独身を希望することは何も恥じることはないと思います。むしろ、「毎日楽しく過ごせているんだろうなあ」とすら感じています。

恐らくですが独身希望者は仕事に情熱を持って取り組むにせよ、趣味に時間を費やすにせよ、友達との交流や恋愛を楽しむにせよ、何かしらのやりがい・楽しいことを日々感じながら毎日を送っているのではないでしょうか。

自分がやりたいことを思うがままにやれるというのは非常に大事です。

例えばですが子持ちになってしまったら遊園地に行く際もメリーゴーランドやティーカップなど子供でも乗れるアトラクション中心に周る必要があります。これって結構ストレスだと思うんですよ。

それにホテルに泊まる際も相手や子供の事を考慮して高めの所に予約しておかないと…みたいな変な配慮が生まれてしまう。それに対し独身なら自分が満足できるのであれば格安ホテルで充分。

「ここに旅行したいけれど移動時間的に子供はしんどいかな」とかそういう余計な心配が一切無いというのは大きいです。そう思うと独身の方がストレスは少ないのではないでしょうか。

独身は自由であるというだけでなく、情報を自分で調べたり知らない土地を移動したりするので自己成長も期待できます。なので会社にも自立心をアピールできるという利点もあります。

仕事において”挑戦”しやすくなる

仕事のお話になりますが、皆さん仕事するにあたって重要なことって何だと思いますか?

就活している際に感じた人も多いとは思いますが、企業は何かと”挑戦”を大事にする傾向にあります。社会人になってからも「失敗しても良いから何でもやってみろ」ということはよく言われますね。

そして、そのような”挑戦”は独身の方が間違いなくやりやすいです。

根本的に家庭持ちの場合、早く帰らざるを得ないことも多いです。それに対し独身は自分が良ければ(あまり労働法的には宜しくないですが)残業したり多少無茶な仕事量を引き受けるといったこともしやすいです。

それに「ここの仕事、自分の肌に合わないなあ」と思ったときに比較的気軽に転職できるし、副業が予想以上に上手く行って脱サラするといったハイリスクな事もしやすいです。

家庭持ちだと投資や脱サラといった行動は到底できるものではなく、どうしても安定志向にならざるを得ないものです。それに子供のことを踏まえると転勤もしにくいですし。

仕事において成功しやすくなるのは独身ではないでしょうか。

仕事に熱中したい人は勿論のこと、あまりガツガツ働きたくないという人の場合も独身の方が向いています。例えばパートだけで生活するというのも、そこまでお金がかからない独身であれば現実的です。

パートは年収は社員より劣るし変な目で見られるかもしれないですが、休みたい日に休んだり長い残業を避けたかったりとプライベートを大切にしたい人には良い手段です。

仕事に打ち込むのも良し、のんびり働くのも良し。働き方をやりたいように決められるのも利点でしょう。

独身は自分で全てやる=大変?

独身は実家暮らしの場合は別として、基本的に一人で何でもやります。

その代表格と言えばやはり家事でしょう。普通に考えれば、家事を分担することができる既婚者よりも、全ての家事を自分がやる必要がある独身の方が大変だと感じるのは自然でしょう。

ですが私としては総合すると独身の方が負担が少ないのではないかと感じております。

第一に、独身の方が一人分で済む分、家事の時間や量が減るということ。

料理も洗濯も、自分一人分であればさほど時間はかかりません。洗濯に至ってはそもそも量が少ないので週末にまとめて行うことで回数を減らすということもできます。

第二に、自分以外のことを考えると料理や掃除などを手抜きできないということ。

ぶっちゃけ一人暮らしの人の中には掃除をまともにやらないという人もいるのではないでしょうか。ここまで極端ではなくても、自分一人であればそこまで力んで家事をする必要がありません。

なので「一人暮らしだと大変そうだから結婚したい」という考えを持っている人は、自分の場合本当に負担が減るのかどうかよく考えた方が良いでしょう。

食べ物の好き嫌いが多くても大丈夫!

私が思いついた独身の地味に重要な利点として、食べ物の好き嫌いが多くても問題無いということです。

もし相手が料理をする場合、この食べ物が食べたいとかこれ嫌いだから食べたくないといったことはよほどお互いを理解していて打ち解けていない限り言えないです。そのため乗り気ではないメニューでも食べざるを得ないです。

私はもしそのような環境になったら本当に辛いだろうなと考えてしまいます。私の会社ではたまにお昼に社員用の弁当が配布されるのですが、大して好きでもないものを強制されて正直嫌な気持ちになります。

それがずっと続くと思うと…食事タイムが休まらなくなってしまいそう。

自分が料理をする側だったとしても、相手のことを考慮して「肉と魚はバランス良く組まないと」とか色々考えなくてはいけないので自分が食べたい物を我慢する機会は多いでしょう。

食事が人生における楽しみの一つであり、好き嫌いが激しい私にとってこの要素は無視できません。

(因みに私は以前、野菜嫌いを克服するオススメ法を述べた記事を投稿しています。気になる方はご覧あれ→野菜を食べる必要性と食べやすい方法について – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com))

シェフくる

クリぼっちとかいう単語を気にしなくなれば勝ち

いつからか知りませんけれど、クリぼっちとかいう単語が流行りだしたじゃないですか。クリスマスに限らずとも、

「旅行行ったよ」「誰と?」「一人で」「一人で!?」みたいな感じで一人って変な目で見られがちですよね。

ただ独身を希望している人の場合は基本的に寂しさなど感じません。上述したように、旅行する際も一人の方が行きたいこと、やりたいことを自分のさじ加減で調整できて楽しいです。他にも

・家で映画を見たり読書をしたりゲームをしたりと趣味に時間を費やせばあっという間に時間は過ぎる。

・サイクリングなどで帰宅時間を気にせず景色を楽しむ。クリスマス時はイルミネーションも楽しむ。

・自分の好きなところに出かける。

・テレビなども誰の目を気にすることなく自分の見たい物を視聴できる。

・外食に行く際も他の人が何を食べたいかを気にする必要無くお店を選べる。

このように一人でも、むしろ一人だからこそ楽しめるお楽しみ要素が世の中には沢山詰まっています。そのためクリぼっちとか言っていじる奴は毎日がつまらない、自分の人生が大して楽しくない可哀想な者というわけです。

SNSやブログ、Youtubeなどをやっている人はなおさら寂しさを感じにくいですね。私は不定期でブログを書いていますが、自分の意見や伝えたいことを思う存分述べられて楽しいです。

Twitterにおいて気軽に相談できるような友達ができたら一種の精神安定剤になるので良いですが、ネット上で繋がることはリスクがあると考える人もいるでしょうし、無理に作る必要はありません。

クリぼっちと言われると傷つく人や寂しくなってしまう人は、独身生活に向いていない可能性が高いです。是非とも素敵な配偶者を見つけましょう。

独身と決めた際の必要なこと

健康への気配り

独身の不安として真っ先に思いつくのは体調不良や病気だと思います。

食事・運動・睡眠といった基礎的なことは勿論ですが、健康についての本を色々読んで知識を身につけたり、健康診断を受けてみるなど自分なりにどうしていくかを決めることが大切です。

風邪・熱などに関してはとりあえず安静にしてしっかり寝れば何とかなるので過度に不安にならなくても大丈夫です。唯一食料は欲しいので調理なしですぐに食べられる物を常に保持しておきたいところです。

病気をはじめ重い症状のときは、そのような時に備えてどんなときにどの病院に行くべきかを日頃から決めておくベきですね。辛いときはタクシーや救急車に頼るのもアリでしょう。

お金の管理

家計簿はしっかり付けて、「ここはお金を使いすぎているのではないか」「将来のためにあと○○円必要だ」といった要素を意識していくことが必要となってきます。

健康同様、お金も勉強したり知識を身につける価値がある分野です。勉強があまり得意ではないのであれば相談できる人を探すのも良いでしょう。

幸い独身であれば普通に生活していればそれほどお金はかかりません。実家暮らしならばなおさらです。なので浪費癖が激しい人でなければ過剰に不安にならならくても大丈夫です。

一匹狼になりすぎない

独身希望者は一匹狼気質の人が少なくないとは思いますが、いざというときに備えて頼れる人は作っておくべきです。

町のイベントやボランティアに参加するのが好きな人は、その過程で仲の良い友達を作れると理想的です。

と言っても無理に人付き合いを広げる必要はありません。近所に住んでいる人と顔見知りになるとか、行き慣れている病院を探すとかそういうのでも充分です。トラブルの対処は自分で調べれば何とかなることも多いですし。

それに本当に困ったときは相手が誰であろうと案外質問したり頼ったりできるものです。日本はありがたいことに皆さん親切です。

高齢になってきて将来が不安な場合は身元保証サービスをはじめサポート・サービスを利用するのも有効です。

「独身のメリットもデメリットもほどほどが良い」という場合

さて、今まで記事を読んできて「独身のメリットに心惹かれるけれど、やっぱり生涯一人は不安を感じる」と考えた人はいるのではないでしょうか。

そんな貴方は「子なし夫婦」を検討してみたらいかがでしょうか。

子供を作らないのであれば時間の余裕も比較的生まれやすいですし、お互いのプライベートを尊重するようにして趣味を満喫することができます。

子供ができるとどうしても子供を優先してしまって夫婦関係が後回しになりがちですが、子なし夫婦であればお互いのことを終始思い合う人生を送れます。何かとやることの多さや時間の無さに追われがちな日本において心の余裕が生まれることは大きいはずです。

第一、自分の子供が絶対に可愛いとは限りませんからね。

どんなに面倒臭い奴でも、勉強がダメダメでも、子供を愛しないと毒親などと言われてしまうのです。親ガチャならぬ子ガチャです。特に発達障害などの特別な事情がある場合でもしっかりと育てなければならないというのは人生ハードモードすぎます。

なので子供が好きとかじゃない限り子なし夫婦の方が良いかと思いますね。

そしてパートナーがいるので病気や災害といった不安になるようなことが起きても支えがあるというのは精神的にも安心できます。

子なし希望且つ自分に合うパートナーを探す必要があるため当然独身より手間はかかりますが、検討の余地は充分にあると思います。

まとめ

独身の利点や独身の不安を補うために必要なこと、子なし夫婦という選択肢についてなどについて解説しました。

こうしてまとめてみると私はやっぱり独身の方が良いなと感じてしまいますね。今まで一匹狼状態が続いてきた私に結婚は合わないと考えました。

今回は独身についてを重点的に述べたので結婚することにはメリットが殆ど無い風に見えてしまうかもしれませんが、独身のメリット・デメリットを理解した上でどちらにするかを選択すれば結婚しても後悔しない生活を送れるはずです。

この記事が皆様の今後について参考になったのであれば幸いです。

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