宿題をやっているとき、つい答えを見ながらやってしまう人
宿題を筆頭に答えが付いてきているタイプの問題を解く際に答えを見ながら解いていた人、正直に立候補してください。
はーい、私もです!
そりゃあ悪いことなのは間違いないですけれど、心が清らかな人でない限り正直一度や二度は魔が差して答えを見たことがあるのではないでしょうか?
結論から言えば、答えを見ながら解いても別に私は良いと思います。ただしそのためにはいくつかのルールを守る必要があります。ただただ丸写しするのは許容派の私でもアウトだと考えています。
もし子供が答えを見ながら解いているかも、という疑惑を持っている親御さんは子供を説得する材料や行動を許すひとつの手がかりとして今回の記事をご覧になってくださると幸いです。
目次
答えを写したくなるのは正直仕方ないよね
ハッキリ言って答えを写したくなるのは仕方ないような気がします。先生や親といった注意される人がいない状態で、答えの冊子があったらついつい見てみたくなってしまうのが人間というもの。
私の場合は最初から見るというよりは自分で解いてみて、答えを確認するという形式であることが多いです。そしてそのミスが自分のしょうもない凡ミスとかだったら書き直してしまうなんてこともありました。
こんな風に、あくまでも自分で考えた上で答えを見るのであれば別に良いと思います。宿題(特に学校のものは)は程良くリラックスして程良く真面目に解くくらいの気持ちでやるのが楽です。
特に塾に行っている人だと膨大な宿題量に悩まされる場面は少なくないでしょう。充実した学生時代を送るためには、宿題にストレスを感じないことが大切になってきます。
勉強、特に義務教育である中学はなるべく真面目に取り組むべきですが、人によってはハッキリと将来の夢が決まっているという場合があると思います。古文、日本史、美術、音楽などハッキリ言って「絶対将来使わないだろ」的な分野が結構あるのでそういう場合は丸写しもひとつの手かもしれません。
「丸写しするくらいならば遊んだ方が時間を有効活用できる」という意見もありますが、「書く」ことによって記憶しやすくなるのも事実なのでとりあえず取り組みましょう。勉強机に向かう習慣を付けることもできますし。
生物や化学のワークなどでは基礎的な単語を答える問題があると思われますが、授業で一度聞いただけではぶっちゃけ覚えられないという人もいるのではないでしょうか。
なので答えあるいは教科書・ノートを見て単語を確認して解くというのはアリだと思います。そうでないと間違いだらけになってしまいます。
英語の文法などでも同様のことが言えるかと。ただしどんなに基礎的な内容でも答えを見ないでその答えが言えるかどうかは自分で一度試してみた方が良いでしょうね。写しただけだと「覚えた気」になってしまいますので警戒するべきです。
ただし過去問(模試、赤本、期末テスト等)の丸写しは避けるべき
答えを見る癖のある私でも、赤本や模試などの過去問は答えを見ないように解き、答え合わせをする際も答えを修正したりはしませんでした。
その理由としては、自分が今テストを受けたらどのくらいの実力があるのかが分からなくなるのを阻止するためです。似たような基礎的な問題が多い宿題や課題といったものと異なり、幅広い分野から本格的な問題が出ているので実力を量るのに最適です。
その過去問の答案用紙を提出する場合でも、答えに頼らないようにするべきだと考えています。確かに低い点数だと見せるのが恥ずかしいかもしれません。
もしその答案用紙が自分の頭で考えたものでなかった場合、先生達はその生徒の苦手な点を掴むことができず、実際の学力よりも上の学校を薦めかねません。そうなったら実際のテストや入試で失敗する確率が高まります。
「一時の恥」を取るか「一生の恥」を取るか、といったところでしょう。
こうして書いているとまるで宿題は不要な問題が多いと言っているように聞こえるかもしれないが、それは半分本当で半分嘘。
自分でどのような勉強をすれば良いか分かっている人であれば独学の方が効率的ですが、自力で学習計画を立てられる人はそう多くありません。何ならゲームやYoutubeに逃げる人も多いでしょう。
勉強するという癖を付けるという意味で宿題は大切で、決して要らない物と言っている訳ではないと言うことを頭に入れていただければと思います。
どのようにすれば答えを見たとばれにくいか
まず言うまでもなく「ただただ写す」のはアウト。特に数学の場合、途中計算などが答えと丸被りだと疑われても仕方ないでしょう。
答えを見て自分なりに理解した上で自分で解いた風に書くと良いのではないでしょうか。
あと全部正解なのもよろしくないです。人間少なからずケアレスミスというものがあります。自力で全部解いて全部正解なら勿論そのままで大丈夫ですが、答えを見て多少のケアレスミスがあったことに気付いたのであれば、そのままにしておいた方が疑われにくいです。
それに加えて消しゴムを用いた跡を少し残しておくとベター。問題を解く際に消しゴムを全く使わないで最後まで解けたという人はかなり稀ですからね。
ワークとかでちょいちょいある応用問題に関しては自力で分からなかったのであれば素直に解けませんでしたという風にしましょう。頑張って解こうとした形跡があるとベストですが、空欄でも構いません。
応用問題が正解できていると「お、勉強できる子だ」と先生も注目してしまう可能性があり、テストの出来にも着目してしまいます。余計なリスクを冒すのは避けましょう。
ぶっちゃけ先生は「写しているのかな…?」という疑惑レベルの段階だと生徒に直接言ってこないはずですのでそこまで神経質にならなくても良いかと。ぶっちゃけ私はクラスでもかなり成績優秀な方だったので多分そこまで疑われていない気がします。
「期限まで時間がないから答えを写さざるを得ない」という人
これに関しては単刀直入に言いましょう、宿題をギリギリで取り組むなです。8月下旬で慌てて宿題に取り組む学生を眺めるのは最早夏休みの風物詩と言って良いでしょう。
ギリギリに取り組むせいでワークやドリルは雑な出来になるし、答えを写さないといけないレベルで時間がなくなるし、読書感想文や自由研究なども薄っぺらい内容になるのです。
8月上旬、遅くてもお盆休みまでには夏休みの宿題を終わらせるようにしている私からすればギリギリで取り組む人は不思議でなりません。小学校低学年ならまだしも、後半まで残しておくと大変な目に遭うことを理解しているはずの中学生とかがこの状況に陥っていると「アホちゃう?」と感じます。
大変だったことを忘れてしまうというおめでたい脳である意味羨ましいですな。
なので宿題や課題を早期に終わらせるためのコツや工夫をいくつか紹介していきます。
まずは小さな目標を立てるということです。夏休みの宿題は大抵とんでもない量なのでゴールが果てしなく遠く感じてしまい、そこでやる気を失ってしまいます。
そのため「○日までにワークの△ページまで終わらせる」「×日までに読書感想文のための本を用意する」など具体的なゴールを用意することでモチベーションを保ちます。
目標を立てるにしてもどのくらいの宿題量か把握していないと立てにくいと思うので各科目どのくらいの量なのかメモしてみることも大切でしょうね。
宿題を早く終わらせるって良いことだらけですよ。世間一般的にお盆休みで旅行など楽しい予定を入れがちですが、残っている宿題の量によって旅行の楽しさは大きく変わります。楽しい思い出にノイズを入れたくなければ早期に取り組むようにしましょう!
まとめ
宿題の答えを写したくなる心理、答えを見る場合の注意点、先生からのばれにくさなど「答えを写す」という行為について自分なりの意見全開で述べさせていただきました。
書きたいことを色々書いた結果「結局何が言いたいんだよ」と思った人もいるかと思いますので私が述べたいことを簡潔にまとめさせていただきます。
・答えを写しつつ宿題をした方が気が楽。
・だが答えを見ただけで満足してはダメ。
・過去問は極力自力で解く。
・頑張って解いた風に書いて先生の目をごまかすように。
・夏休みの宿題は早く終わらせよう。
「何のために宿題・勉強をするのか」ということを自分なりに考えた上でどのように取り組むのか結論づけることが重要となります。特に中学生の夏休みは読書感想文、自由研究を筆頭に面倒な宿題が多いので憂鬱になること必至ですが程良くリラックスして勉強に部活に遊びに充実した生活を送りましょう!