大学で単位が取れないときにどのように乗り越えたかを記す

大学で単位が取れないときにどのように乗り越えたかを記す

皆様の中で大学で勉強しているものの、成績がいつもギリギリだったり、単位を落としてしまっている人はいませんか?

私は高校生の頃はクラスの中でも成績最上位だったのに、大学入学後は勉強に苦労しました。こんなこと言うと自慢っぽくなってしまうのですが、勉強で明確に挫折したのが大学生になって初めてだったので対処法が分からなくて1年生の頃からどうしようと思っていました。

大学1年生の時点で単位を落としまくりました。その中には必修科目も多く含まれており、再試験で何とか単位を得ましたが再試験しても落とした科目もあり…と散々でした。

当然、授業は休まずにしっかりと参加していました。というか、授業をサボるような学習意欲の低い者は単位を落とすのも自業自得なのでサボり癖のある人はまず全授業出席することから始めましょう。出欠が成績に関係ないと明言されていても授業に出ましょう。

皆様が大学の勉強で困らないよう、是非私のアドバイスを活かしてほしいなと思います。現時点では成績に困っていない高校生の方も、大学で勉強が難しいと感じる可能性があるので高校生の方も頭の隅に入れておくと良いと思います。

大学生のための学習塾を利用することを強くオススメする

一般的に塾と言われると高校受験とか大学受験の対策のもの、という印象が強いと思います。それもあってか大学生のための塾というのはかなり知られていない印象が強いです。そう感じた決定打となったのは、就活の際に色々な場面で学習塾の話をすると

へえ!大学生向けの学習塾というのがあるんだ!

という反応を結構頂いたことですね。大学生向けの塾は公務員試験の対策用だったり、資格のための予備校だったりというのはまだ知られている方らしいですが、このように大学の授業の塾というのは珍しい模様。

ただし勉強面で大いに躓いているのであれば学習塾の利用を是非してほしいです!私は猫の手ゼミナールというサービスを利用していました。

大学生のための塾 | 全国対応の学習塾なら猫の手ゼミナール – 大学生のための塾 (nekonotezemi.com)

そのため、猫の手ゼミナールについての内容がメインとなることをご承知ください。

特に推薦入試で入学すると大学の勉強に苦戦しやすいのは事実とされています。かく言う私もそうです。

また、コロナ禍により大学中退者が以前よりも増加しているのですが、その原因として最も大きいのは「コロナ禍によって大学に行く頻度が減るなどにより、勉強に対する意欲が低下してしまう」という部分らしいです。(ソースはこちらのサイト→大学の中退率はどれくらい? – 大学中退就職ガイド (xn--fiq70ykwbixau04kzqt.com)

そのためには分からない内容でもとりあえず勉強机に向かって勉強するようにすれば意欲は高まると思います。そのきっかけとなるのが学習塾ということです。

オンラインでも受講可能だから大学の授業がオンラインでも利用しやすい!

猫の手ゼミナールは対面の場合は主にカフェなどで受講するようです。しかし私は対面でどのように授業を受けるのかは残念ながら詳しく知りません。なぜなら私は猫の手ゼミナールを計1年半利用したのですが全てオンラインで授業を受けたためです。

今は大学の授業がオンラインばかりで外に出る機会が少ない、という人がかなりいると思います。しかし、このようにしっかりとオンラインで受けることが出来るのでオンラインの授業が多い人、時間を節約したい人には利用をオススメしたいです。

特に勉強が難しい理系の人の頼もしい味方になってくれる

受講者のうち、特に受ける人が多い科目が数学、物理、化学の3つである模様。これを踏まえると一般的に勉強が難しい印象が強い理系の人に愛されている学習塾と言えます。私も利用した計1年半のうち、化学系科目2つと物理系科目1つでした。どの科目も同じ先生が担当してくださいました。

1回の授業で2時間教わるのですが、そのうち最初の1時間で前回の授業内容を踏まえた演習問題を解き、後半の1時間で今日の内容を進めると言う流れが基本でした。

先生にもよりますが、大学の授業は基本的に演習時間を取らないケースが多いです。そのためこの演習問題に取り組む時間をしっかり確保するアウトプット重視の講義スタイルが非常に良かったです。やはり解き方を知るだけなのと、実際に解いてみるのは定着度が全然違います。

また、私は受講しませんでしたが、猫の手ゼミナールは英語教育にも強いらしいので英語が苦手な人も安心しましょう。英語は大学においても理系だろうと大抵必修科目なので重要です。

学習塾についてのまとめ

私がこの塾を利用したきっかけは必修科目において再試験を受けても単位を落としてしまったため、

何か新しい勉強方法を取り入れないときっと二の舞になってしまう…

と感じてどうしようと悩んだことです。そして学習塾を利用した科目についてはどれも単位をしっかりと取得することができて成果は本当に出たのだと実感しました。

しかもギリギリの成績というわけでもなく基本的にB以上の成績を取っています。1つだけC(Dだと単位が取れない)がありましたが、その科目は単位取得の難易度が非常に高く、約30%の履修者が単位を落とすような科目でした。そのため単位を取得出来ただけで私は大いに喜びました。

あまり多くの科目を履修するのも負担になると思うので履修予定の科目で不安な科目を1つ選んで受講するだけでも学力向上に大いに役立つと思います。猫の手ゼミナール、オススメです。

過去問を解く際はただ問題を解くだけで満足しないこと

受講科目によっては過去問が出回っているものがあります。過去問は試験対策として大いに役立つため入手出来た場合はフル活用しましょう。

ここでポイントとなるのは「間違えた解答をする→解答を見る→納得する」だけで終わらせないことです。これだと何が良くないかというと「その間違えた問題はどのような内容の類題、応用例なのかが分からないまま終わる」という点です。

私の説明だとちょっと分かりにくいと思うので、例として有機化学の命名法を挙げます。

(1)3-ethyl-6-methyloctanedioic acidと答えるべきところを間違えて

6-methy-3-ethyloctanedioic acidと答えてしまう

(2)解答を見て「あ、こう答えるのか」と納得する

ここで終わらせずに、

(3)「どうしてethylを前に表記する必要があるのか」をテキストを見る、ネットで調べるなどする

(4)それにより理解を深め、全く同じ問題ではないときでも答えられるようにする(今回の場合は側鎖はアルファベット順に書くということを学び、もう側鎖が複数出てきても迷わないようにするといった感じ)

過去問と似たような問題は出たとしても、100%同じ問題が出ることはありません。そのためイレギュラーな問題が出てきても問題無く答えられるような力を身につけていくことが大切です。

必修ではない科目の勉強はある程度手を抜く

こんなでかでかと表記することではないですが、上限ギリギリまで授業を履修していると期末のテストやレポートが一気に来やすいのでちゃんと優先順位を付けることはした方が良いです。

期末がテストではなくレポートの科目の場合、ちゃんと期限までに提出すればよほど枚数が少なかったり変な内容ではない限り特に問題無く単位は取れるはずです。なので期末レポートの課題が提示されたらさっさと終わらせてテスト勉強に支障が出ないようにするのが吉。

大学1年の頃とかは必修科目がたくさんあって「優先順位なんて決められねーよ!」という事態にもなるかもしれません。その場合は成績評価公開授業のデータを見たり、先輩から難しい科目について聞いたりするなりして単位が取りにくいとされている科目を優先的に勉強するようにしましょう!あと平常点や課題などが無くてテスト一発勝負の科目も優先的に勉強しましょう!

これから大学生になる人向けのアドバイス

ここから先はどちらかというとこれから大学生になる人に向けたアドバイスになりますが、現時点で大学生の人も気になる方はご覧ください。

友達を作ることはテスト勉強において大切

基本的に友達と一緒に居るのがあまり好きでは無く殆ど1人だった私が言っても説得力に欠けますが、友達を作っておくとノートや過去問などを共有できたり、分からないことがあったら教えてもらったりすることが出来るので役立ちます。とはいえ私ほどでは無いにしても、

人見知りだから知らない人に話しかけられないし、知らない間にぼっちになりそう…

と思う人はいると思います。

そういう人は友達を作れとまでは言わないのでまず学部学科のLINEには入っておきましょう。結構ここにも過去問が貼られたりすることがあります。オンライン授業メインだとあまり生徒と関わる事も無くて入る機会が掴みにくいかもしれませんが、最近は対面の授業も増えてきているので全く機会が無いということは無いと思います。

特に理系の学科の人は実験の授業があります。実験は2~4人の班で行うので嫌でも同じ学部学科の知り合いは出来ます。

あとサークルには入っておいた方が確実に役立ちます。人数多めのサークルならなお良しです。

サークルに入っておけば自分からそこまで積極的に交流を取ろうとしなくてもとりあえず友達は作れます。私もサークルの先輩から「この科目は小テストが難しいからしっかりと勉強しておいた方が良い」といった情報を得たり、過去問を複数獲得することが出来ました。1番親切にしてくださった先輩からは実験レポートを参考に見せてもらえることもしてくれました。

どちらかというとコミュ障、一匹狼な方向けのアドバイスになってしまいましたが、まあ普通の人ならそこまで気にしなくても大丈夫でしょう!(急に雑な締め)

他の大学生と差を付けるための勉強への取り組み方

勉強の際に覚えておくと良いことを述べておきます。

(1)大学生は1日に1時間も勉強していない人が多いという現実

そのため1日1時間だけでも勉強すれば少ないなんてことは全然無いです。

(2)大学は高校までに比べて「予習するように」と言われる頻度が高い

私は復習に重点を置きたい人間なので殆ど予習してきませんでしたが、予習をした方が授業を理解しやすいのは明確です。しっかり時間を確保出来ない場合は授業の5分前に今日勉強しそうな部分のテキストを読んでおく、とかでも効果はあると思います。

(3)授業を聞いて分からなかったらすぐ教授に質問

生徒がたくさん居るからと躊躇ってしまうかもしれませんが、質問は遠慮せずにして構いません。もし次の授業があってあまり長居出来ないと言うときなどでも、後で先生の研究室に行くなりメールを送るなりして対処出来るので問題ありません。

ただ特に理系だと実験レポート作成だけで一杯一杯になってしまい、とても勉強に時間を使えないという状況は頻発します。そのため(1)~(3)の内容については「絶対実行しろ」とは言わないので勉強の時間が確保出来そうなときに思い出すとかで良いと思います。

まとめ

この記事では大学でしっかりと単位を取得するために私が行ってきた行動や心がけておくと良いことをまとめました。勉強に限らず、「出来るようになるにはどうしたら良いのか」を考えることは今後の人生で肝となります。

勉強で苦労したけれど乗り越えてきた方法というのは就活のエピソードとしても優れた材料となります!勉強が辛いと感じても諦めずに努力していきましょう!

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