お気に入りのぷよぷよフィーバーキャラ

お気に入りのぷよぷよフィーバーキャラ

以前お気に入りぷよぷよキャラを述べた記事をアップしました。

ぷよぷよキャラについて語りたい~魔導キャラ編~ – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com)

こちらでは魔導キャラに焦点を当てて解説しましたが、セガになってからのぷよぷよシリーズをメインに遊んでいる身としてはフィーバーキャラを解説しない訳にはいきません。

特にフィーバーキャラは世界観をとことん掘り下げたフィーバー2や各々のストーリーがある15th、20thの存在もあって歴史の割に結構思い入れがありますね。

私のお気に入りキャラは果たして皆さんのお気に入りキャラなのでしょうか。ぷよぷよシリーズ好きな方は是非ご覧になってくださいね。

ラフィーナ

1人目はフィーバーシリーズの主人公の一人、ラフィーナです!今はすっかり脇役になっているので久しぶりに彼女メインの話を見てみたいと思ったり。

でも昔はラフィーナがあまり好きではなかったんですよね。だって高飛車・格闘系・主人公をライバル視などどう見てもルルーを意識したキャラ付けじゃないですか。彼女との違いと言えば宝石・宝への興味の有無くらいでしょうか。

ルルーガチ勢としてはラフィーナは見た目も発言も子供っぽくて、どうしても抵抗感がありました。連鎖時のカットインもルルーほど格闘色強くないし。

ですが20thでルルーと初対面後、お互い仲良くなっているのを見てそこから少しずつ好きになってきました(え?15thのメダルゲーム?まああれは黒歴史でいいんじゃないかな)。

この2人って出会ったら絶対同族嫌悪するだろと思っていたので意外だったというか。それこそクルークとなんて昔から今までずっと仲悪いし。

個人的にフィーバー2のラフィーナが特に好きです。おしゃれコウベに対して「この骨ー!」って言ったり思い出の貝殻に対して「こんなつまらないものよこしやがって」的発言をしたりとお嬢の口の悪さがキレキレですw

口が悪いお嬢キャラって昔から割と好きだったのですが、最近特に好きですね。DQ7のマリベルとかもそうですが。

ああでも20thのラフィーナも好きですね。上述したルルーとの絡みもそうですし、今までよりもストーリーで格闘・強さに触れることが増えた印象なので。やっぱり私は”強い”キャラが好きなんでしょうね。

彼女、高飛車でプライドが高いけれど凄く努力家なのがいいですよね。現状に満足せずにより美しく、強くなろうとしているのが応援できます。

高飛車キャラにありがちなツンデレ要素とかは皆無で、良くも悪くも自分に素直。裏を返せばジメッとしたところがなくて見ていてスッキリします。そんな秘めたる芯の強さが魅力的なキャラクターです。

あと高笑いが好きですね。めっちゃ気持ちよさそうに笑うじゃないですか。あれはやっぱり自信から身につく物だと思います。ハキハキした喋り方も好き。

(余談ですがそんなラフィーナがリデルと声優同じなの本当にびっくりしますよね…というかぷよぷよシリーズの声優さんって園崎さんとか菅沼さんとか役の演じ分けが凄い人多くありません?)

最近は脇役を通り越して不遇な扱いであることも多いのでもうちょっと焦点を当ててほしいなと思います。どうしてもルルーと被るのかもしれませんが、自信溢れる姿勢やお嬢口調とヤンキー口調のギャップなど雑に扱うには勿体ないキャラクターです。どうかセガさんお願いします。

おしゃれコウベ

2人目はオカマのスケルトンという強烈に濃い特徴を持ったキャラであるおしゃれコウベです!

ぷよクエを除けば15th以降登場していないキャラです。個人的にフィーバーシリーズにおける人外キャラの中ではかなり好きなキャラなのでまた登場してほしいです。

「なんやねんコイツ」と思いつつもキャラを理解してくると段々愛着が沸いてくる憎めなさという点ではすけとうだらと通ずるものがありますね。

ぷよ勝負時の台詞も全体的に面白くて印象に残っています。特に反撃ボイスの「お黙んなさい!」が迫力抜群で個人的に大好きです。

フィーバー2までだとアミティ達に怒られても仕方ないレベルでキツい発言が多く、連鎖ボイスも過激なので嫌いだというプレイヤーもいるでしょう。

それに対し15thでは「ちょっと癖が強いけれど意外と冷静にアドバイスしてくれる近所の保護者」みたいな感じで中々良いキャラしていると思いました。魔導キャラの記事の方でも書きましたが、ルルーと仲良くなったのが好き。大人組って感じがして良き。

彼を語る上でやはりどんな恋人だったのかは気になるところですが、いなくなったことにより美化している可能性は否定できませんね。世界観を掘り下げまくったフィーバー2で語られなかったからここに焦点が当たることはもう無さそう…

それにしてもおしゃれの基準が正直よく分からん。アルルはダメ、シグはOK、アコール先生はダメ、ぞう大魔王はOKなどなど…これライターさんも適当にシナリオ書いているんじゃ?w 

それだけにリデルが「ヘアスタイル気にしなくて良いですね」と言い返したのは笑いました。あまり言い返さなさそうなキャラなだけになおさら。

正直リデルはかなり苦手な系統のキャラなのですが(好きな人ごめんなさい)、これに関してはGJだと思いましたね。おしゃれコウベの珍しい傷つく姿を見れましたw

最近の作品は可愛いマスコット系や美男美女が多くなってきている気がするので、おしゃれコウベみたいな癖が強くて少しピリッとしているけれど愛着沸くキャラが欲しいと思う今日この頃。

シグ

3人目はフィーバー2から登場となった3人目の主人公、シグです!ぷよぷよシリーズのキャラの中でも上位に来る人気キャラと言って良いでしょう。

所謂可愛い系男子なのですが、脱力系可愛いキャラというジャンルは個人的に中々見かけないのでそれもあって新鮮な感覚を味わえるキャラですね。

シェゾやサタンなどイケメンキャラが多いぷよぷよシリーズにおいて彼のような幼さ溢れるショタキャラはそれだけで価値があります。特に20thの半袖Tシャツ姿は少年らしさ増し増しです。

ただフィーバー2ではまだキャラが定まっていなかったのか、ショタっぽさがそんなになくて少しクールキャラっぽい感じもします。虫好き発言が全然ないからかも?個人的にこれはこれでアリ。

最初は「やる気ないし声も変だし何だコイツ」と思ったけれど、慣れてくると途端に可愛いと思えてきたから不思議なものです。

連鎖ボイスをはじめぷよ勝負時のセリフもやる気なさ過ぎてフフッと感じずにはいられません。特に7までの「えーい」「やーあ」「とーう」「いくぞー」が適当なのにリズム感あって好きです。

20th以降のセリフも結構好きなの多いですけどね。特にフィーバー成功時の「できた」が可愛い。

本人がこんな感じなので、さかな王子やルルーなど上から目線のキャラの思うがままにされています。そしておにおんからは宿敵扱いされます。アホの子故か、意味も分からず人の意見に乗っている場面も多くてそこでクスリと笑ってしまいます。

定番ながらアミティとシグの組み合わせが大好きです。ぷよぷよのカップリングの中でもトップクラスに良い。特に20thが顕著。エピローグ含め頻繁に一緒にいた印象です。

どっちも赤点取るようなアホの子で、発言的にもどっちもアホな所謂バカップルです(笑)。でも性格的には元気×無気力系ということで面白い具合に相性が良いです。癒される。漫才デモでは大体ボケキャラのアミティが、シグと絡むとツッコミポジになるのが新鮮なんですよね。

というかシグってアミティには割と優しいというか、冷たくないですよね。大抵のキャラには塩対応なのに。それもあってやっぱりアミティ×シグは好きです。この「友達以上、恋人未満」感がたまらん。

そんな癒し系っぽい雰囲気に反し、赤く変形した左手&左目やあやしいクルークとの関係性など、シリアスさやミステリアスな雰囲気を仄めかしているキャラクターなのも一種のギャップで魅力的です。

特に20thに登場した黒いシグはこれまた考察の余地が膨らみそうなキャラでしたね。ハキハキ喋るシグが新鮮かつかっこよくて20thで登場した色違いキャラの中でも特にお気に入りです。

余談ですが、沢山シリーズに登場しているにも関わらず未だ一人称が不明です。順当に考えれば「ボク」でしょうけど、意外にも二人称が「お前」なので「オレ」でもおかしくないかも。まあ「お前」もフィーバー2で1回使ったきりなので二人称も不明みたいなものか。

この基本可愛いけれど、ただ可愛いだけで終わらない奥深さが人気を高くしているのでしょうね。連鎖時のカットインもかっこいいし。セガになってから登場したキャラの中では1番好きなキャラです。

フェーリ

4人目は同じくフィーバー2から登場したキャラであるフェーリです!脇役キャラではありますが人気は比較的高く、フィーバーキャラの中では登場作品・出番共に優遇されているキャラです。

実際中々個性的なキャラなので制作側からしても重宝しているのでしょうね。我が道を突っ走る気が強い系ながらラフィーナやルルー、ウィッチのような高飛車系とは一味違う、ダーク&オカルト系少女です。所謂ヤンデレという奴?

占いやおまじないに依存している感じからして、気が強い系にも関わらず自分に自信はないんだろうなとは思います。何かと運命、運命と他の人にすぐ八つ当たりします。

最近は割と丸くなりましたが15thとかヤバかったですからね。バルトアンデルスの優勝メダルを奪おうとしたのとか自己中すぎる…

この自己中・面倒くささに加えて元々ヤンデレキャラは私の眼中になく、フェーリもそんなに好きじゃなかったのですが、私が大人になったからかこういうキャラもアリかもと思うようになりました。

魅力と言えばやっぱりレムレスに恋しているという点ですかね。良くも悪くも年相応な幼さが残るフェーリにとって、頭が良くて爽やかで大人なレムレスはそりゃあ恋愛対象になるよなあと思います。何と言っても身長差がたまらん。

テーマ曲も15th、20th共にレムレスへの恋心を伝えるかのような雰囲気で良い。可愛い曲調に見せかけてほんのり切なく不穏なのが恋愛ソングっぽさ増し増し。

レムレスはフェーリのことを恋愛的に好きという訳ではないでしょうが、そんなに嫌悪感は抱いていないのでそこがまた応援したくなってしまいますね。「フェーリをいじめた?だったら許せない」的な発言もありましたし。20thのフェーリストーリーのキュンと来る結末には私もキュンとしました💕

クルークとは犬猿の仲ですが、「ダーク系」「連鎖ボイスが星関連」「レムレスを尊敬している」「大人ぶっているが本性は子供っぽい」など皮肉にも共通点が多いです。ある意味同族嫌悪に近いと思います。

そのためこの2人がお互いにバチバチになっている漫才デモを見ていると幼い子供のケンカをみているような気分になって一周回って微笑ましくなります。ラフィーナ×クルークも犬猿の仲コンビですが、あっちは基本的にラフィーナの方が強いので…

フェーリは自分が大人になってからの方が可愛さが分かってくるタイプのキャラだと思います。レムレス先輩のために頑張る姿や強がっているけれど本当は自信が持てない点など、「自分も昔は少なからずこういう面もあったなあ」と感じられるからです。

レムレス

5人目はこちらもフィーバー2から登場したレムレスです!こうして見るとシグ、フェーリ、レムレスなどフィーバー2から登場したキャラは個性派揃いですね。フィーバー2ってそういう意味でも良い作品だなあ。

フィーバー2わくわくコースのラスボスということもあってか、シリーズ全体を通してフィーバーキャラの中でもかなり待遇が良いです。脇役キャラが冷遇されやすい7やぷよテトなどにおいても例外ではありません。

フィーバーキャラは魔導キャラに比べ普段着っぽい格好のキャラが多いので、ウィザードっぽさ漂う風貌の彼のキャラデザインはかなりお気に入りです。銀髪好きとしては銀髪(どちらかと言えばグレー、ベージュ寄りだけど)なのも高評価。

レムレスと言えば一般的に「お菓子大好き」「発言が胡散臭い」といった点が真っ先に挙がると思いますが、現実にいたらかなりモテる人物だとずっと思っています。フェーリが恋に落ちるのも分かる。

エリート学校の生徒兼優秀な魔導師である上、優等生特有のプライドの高さはなくて誰に対しても物腰柔らかで優しいです。後述する甘い物好きも(尤も彼は重度の甘党で不安になりますが)、私もデザート・お菓子大好きなので好感を持てます。

フィーバーシリーズの生徒キャラは皆子供っぽかったりお年頃だったりするので大人な立ち振る舞いの彼が一層良く見えるというのもあります。

ぷよぷよシリーズの青年キャラは「~だな」「~だぜ」という感じの男らしい口調のキャラが多いため、「~だね」「~だよ」って感じの好青年口調なのも魅力です。癒される。

ただ初登場のフィーバー2は「頭が良い」というより狡猾な感じのキャラで、それもあってどこか飄々としていましたね。連鎖ボイスも15thくらいまでは割とねっとりした感じで怪しまれても仕方ない感じですが20th以降は正直凄く爽やかです。

もう誘拐犯と間違えられるような怪しさという設定はなくなったのかもしれません。個性は薄くなってしまったのかもしれませんが、甘い物大好き属性もあってか完璧超人っぽさはあまりなく、変人っぽさは強いのでそこは安心しています。特に20thの暴走っぷりは随一のギャグストーリーでしたw

あとアミティをはじめフィーバー組が軒並みレムレスと親しくなっているため、レムレスをちゃんと怪しいと言ったりお菓子を即拒否するりんごのドライさは今や貴重ですね。

フィーバーシリーズにおける「残念なイケメン枠」を担っていると考えられるレムレス。才能に溢れ温和ながら鼻につく感じはなく、親しみを持てる要素を上手いこと考えられたキャラだと思います。

まとめ

ぷよぷよフィーバー及びフィーバー2で登場したキャラクターの中でお気に入りキャラや解説したいキャラを紹介しました。

ポップな絵柄もあってか、魔導キャラに比べ幼い感じのキャラや可愛らしいキャラが多い印象を受けました。

魔導キャラのオマージュっぽいキャラも多いですが、上手いこと区別化できていると思います。特にアミティは作品が進むにつれてアルルと異なる路線を上手く築いたなと感じました。どんどんアホになってきていますがw

ただ改めて見返してみてもやっぱり魔導キャラの方が私の好きなキャラは多い印象です。というか最近フィーバーキャラは同じようなキャラばかり作品に出ているんですよね…

今回解説したおしゃれコウベもそうですが、色物じみたキャラが最近の作品に全然出ていないですから(ゴゴットは別に色物キャラでもないですが)。やっぱり人間キャラの方が人気なんでしょうね。

魔導キャラが復活し7以降のキャラも登場した現在、フィーバーシリーズに焦点を当てることは難しいのかもしれませんが、久々にアミティ主役・プリンプメインのお話を見てみたいと改めて思いました。

プリンプタウンやフィーバーキャラについてもっと知りたい人は是非フィーバー2をプレイしましょう!ぷよぷよシリーズでここまで世界観・キャラを掘り下げた作品は他にありません。今なおコアなファンがいるのも納得の出来の作品、この機会にプレイしてみてはいかがでしょうか?

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