ドラクエの仲間キャラあるあるをまとめてみた
ドラクエシリーズ好きでお馴染みのルルアリーです。
今回は「DQシリーズってこんな感じの仲間キャラがあるあるだよね~」という話ができたらDQシリーズファンにとっては面白そうだと感じたため、まとめようと思いました。
基本的に仲間キャラメインにまとめますが、一部パーティーメンバーではないキャラの要素も含みますのでご了承ください。
個人的な意見も多分に含んでいますが、是非文章を読んで楽しんでください。
男キャラ編
おっさんキャラが憎めない
DQシリーズのイラスト担当は言わずもがな鳥山明さんですが、そのためなのかおっさんキャラもどこか愛嬌のある見た目とキャラ付けが多くて良いなあと思います。
その代表格と言えばやはりトルネコではないでしょうか?今でこそスピンオフ作品が沢山ありますけれど、シリーズ最初のスピンオフ作品の主役をおっさんが張るって中々攻めたことしますよね。
トルネコもそうですが、ヤンガスとかトロデとか丸々としているキャラって慣れると可愛く感じてくるから不思議です。
イケメンキャラの銀髪ロング率高し
該当者はピサロ、テリー、ククールです。FFシリーズもセフィロスを筆頭に銀髪ロングは多いですね。
個人的にDQ、FF、それ以外含め銀髪イケメンキャラが好きになりやすいのですが、これだけ多用されているということは、やはり人気なのでしょうか?
あまり髪色による心理とかには詳しくないですが、銀色って冷静なイメージがありそうなのでかっこよく感じるのでしょう。銀≒白なので、割とどんな服色にも合いやすいというのもポイントかもしれません。
実際、テリーは青、ククールは赤と主張強めの色の服を着ていますがどちらも似合っています。
イケメンキャラ、性格に難のある奴が多い
イケメンキャラは女性人気が出やすいですよね。しかし彼らは見た目は良くても性格的には色々と問題ある人物が多いのも事実です。
テリーは仲間加入後は許容範囲ですが、加入前は妙に上から目線で印象はとにかく悪いです。ククールはナルシスト気味で面倒だし酒・ギャンブル好きというマーニャを思い出すような趣味もマイナス。ピサロやホメロスに関してはもはや説明不要。
個人的にはホメロスって言うほどイケメンか?と思いますが、作中でも美形設定なのでイケメングループに入れておきました。
数少ない例外はカミュです。盗賊なのはアレですが、真面目で終始良い奴です。カミュ人気って相当高い印象ですが、こういった性格面も含めて評価されているのでしょうね。
真面目な奴ほどいざというときの仲間会話が面白い
DQシリーズで恒例となった仲間会話システム。ピピンやアモスのように変な発言が多い人もいれば、真面目な発言が多いキャラまで多種多様です。
私は真面目キャラよりはアモスみたいに面白いキャラが好きなのですが、真面目キャラはふざける頻度が低い分、たまに来る面白発言のインパクトが大きくて印象に残りますね。女キャラで言うと大人しそうに見えてちょくちょく辛辣発言が見られるミネアとか。
クリフトとグレイグは真面目ゆえに面白くなってしまうという良いキャラをしています。クリフトは真面目さとヘタレさ&愛おしさが絶妙なバランスで出来上がっていて、「真面目=仲間会話が地味」の印象を払いのけてくれた良キャラだと思っています。
最初に仲間になるのは頼れる兄貴ポジの男
RPGで誰が最初に仲間になるのかわくわくするという人もいるでしょう。DQシリーズでは比較的、「主人公より少し年上で、ストーリー面でも戦闘面でも頼りになる兄貴ポジ」が最初の仲間に来やすいです。
主な該当者はハッサン、ヤンガス、カミュです。特にハッサンは誇張抜きに最初から最後までパーティー入りできる戦闘能力を持っているので本当に頼りになりますね。最初は「変な見た目の奴が来たなあ」と思っていた人も、段々彼の良さに気付くのはお約束。
あまり加入期間が長くありませんが、ヘンリーやキーファも割とこの立ち位置を担っていると思います。DQ5で幼少期とは一転した自由度の高い冒険に出ようとする際、共に苦悩を分かち合ってきたヘンリーと共に冒険に出るというのは、描写的に上手くて好きです。
若い男キャラ、ネット上で変なニックネーム付きがち
有名なのは「引換券」と「種泥棒」ですね。ある程度DQシリーズを知っている人ならば誰のことなのかは言うまでも無いレベルだと思います。
他にもザラキを公式でもバカにされる神官やネット上でタンバリン要員呼ばわりされている僧侶など何かとネタキャラにされがちですね。
カミュにはそういうの無い!やった!と思いきやクリア後にグロッタ南botになりますからねw
何でこんなにいじられやすいのかは分かりませんが、若い男キャラって立ち位置的にもイケメン枠になりやすいですし、少しでも変なところがあると猛烈にいじりたくなるという人間的本心かもしれませんね。
女キャラ編
お姫様・お嬢様キャラのお転婆・わがまま率高し
尤もこれはDQシリーズに限った話ではないような気もしますが。裕福な育ちをしてきたキャラは甘やかされたり生活を縛られてきた反動からか、冒険したがりなお転婆キャラが多くなりがちです。
主に該当するのはアリーナ、デボラ、マリベル、ゼシカです。男キャラは女キャラほどこのパターンはないですが、キーファなんかは思いっきり該当しますね。
フローラなどいかにもなお嬢様キャラもいますが、どうしてもお転婆系お嬢様の印象がDQシリーズでは強くなりますね。
色々いるけれど、やっぱり壁を蹴飛ばす姫様が1番強烈だなあw
昔の作品のキャラほど癖強、作品が進むにつれて万人受けタイプに
ざっくりとした分類ではありますが、DQシリーズに登場する女キャラはDQ4を筆頭に昔ほど癖の強いキャラが多く、DQ8や11など最近の作品になるにつれて幅広いプレイヤーから好かれるようなキャラ付けになっていったように感じています。
改めて見てもDQ4の女キャラは脳筋お転婆姫とギャンブル大好き遊び人という1作品に1人いれば充分レベルの問題児が2人もいるという事実がヤバいです(笑)。
初期のキャラってミネアとかフローラなどまとも枠と思われるキャラも、ミレーユやアイラといった頼れるお姉さんに比べると腹黒・おふざけ発言が多くて面白いですね。
DQ11に関しては例えばベロニカはもう少し昔に作られていたらデボラとかマリベル並にキツい性格のキャラになったのではないか?と思ったりしています。
マルティナに関しても
・格闘タイプ
・お忍びお姫様
・ナイスバディ美女
・主人公と幼少期に接点あり
と設定盛り盛りな割にはとても真面目な常識人ポジションですし。それが悪いとは一概には言えませんし人気も高いキャラですが、ちょっと万人受けを狙いすぎたのではないか?と感じています。
私はベロニカもマルティナもとても好きなキャラですし、セーニャも作中の描写が素晴らしいキャラでした。でも総合するとやはり女キャラは思い入れ補正も相まってDQ4が1番です。
パーティー加入する姉妹キャラ、性格真逆になりがち
該当するのはマーニャ&ミネア、フローラ&デボラ、ベロニカ&セーニャです。
パーティー加入する兄弟キャラはレックス&タバサだったり、ミレーユ&テリーなどもいますが、どういうわけか姉妹の場合は正反対レベルで性格が違います。
上に挙げた3組に共通して言えるのは、姉側が気が強く、妹側が物静かということです。それを思うとたまには「お転婆な妹&それに苦労している冷静な姉」という構図を見てみたい気もします。
まあそれを思うとベロニカ&セーニャはちょっと新鮮ではありましたね。セーニャはてっきり姉をなだめるツッコミタイプのキャラなのかと思いきや、ピントのずれた発言の多いこと…w逆に初対面時からしてわがままそうなベロニカの方が実際は結構まともっていう。
ショートヘア女子が全然いない
今まで意識してこなかったのですが、DQシリーズはショートヘアの女キャラというのは非常に少ないです(私は髪の長さが胸より上の人を基本的にショートと呼んでいます)。
例外はタバサ(DQ5主人公の娘)くらいでしょうか?こんなこと言うのもアレですが、おかっぱヘアって一昔前のイメージでちょっとダサいので最近のアニメ・ゲームキャラ等だと殆ど見ない気がします。
ショートヘアで好きなキャラもいるし必ずしもダメという訳ではないですが、私は昔からロングヘアフェチなのでDQシリーズの女キャラはロングヘア多くて嬉しいです。
セーニャは絶対ロングの方が似合う!キャラ的にも合っているし
DQシリーズは元気系女子の人気が高い
DQシリーズは女キャラを「元気」「大人しい」で分類するならば、圧倒的に元気系女子の方が人気になりやすいです。アリーナ、バーバラ、ゼシカ、ベロニカあたりは特に顕著です。
DQ5はフローラも昔に比べるとそれなりに人気が出てきた印象ですが、世間一般的には未だにビアンカ人気は根強いです。
DQ7もマリベルは好き嫌いの分かれるキャラですが、今はツンデレという概念も浸透してきたのもありますし人気と言って良いのではないでしょうか。少なくともアイラよりは人気ありますし。
これ、FFだと別にその傾向が見られないのが面白いです。ユウナ、ティナ、ライトニングあたりは元気系とはほど遠いキャラですが、人気が高いです。特にユウナはランキングでも女キャラ1位の常連です。
DQシリーズは元気系女子の描写が得意ということなのかもしれませんね。
戦闘面
「高いHP、高い力、しかし鈍足」の戦士系は十中八九男(そして大体おっさん)
呪文を得意とするキャラは女性の方が多い傾向にあります(これに関してはDQに限った話ではないと思いますが)。
傾向というだけなので呪文が得意な男キャラや肉弾戦が得意な女キャラも存在するのですが、昔から今に至るまで殆ど変わらないのは「戦士系は男」ということです。要するに女キャラはアリーナやゲルダなど「打たれ弱いけれど高火力・ハイスピード」系が多いです。
代表格はライアン、ハッサン、ヤンガス、グレイグなど。男キャラというよりもはや”漢“ばかりですね。
DQ7は様々な剣や鎧を扱う女戦士のアイラがいますが、彼女は素早さがそこそこあるのでこの法則には当てはまりません。逆にメルビンはMPが高いので戦士系とは言い難いものの、素早さはDQ7のキャラの中だと断トツで低いので、この「戦士系はおっさんが多い」という法則に割と当てはまっています。
パワーで敵をゴリ押すような脳筋は一撃の破壊力がある分、どうしても攻撃を繰り出す速度がゆっくりになってしまうのかもしれませんね。
最近の作品ほど”戦う”女キャラ多め
ムーンブルクの王女を皮切りに、「武器の扱いには不慣れだけど呪文は得意」というキャラ付けが強かった女キャラ達。特にDQ5(デボラ追加前まで)やDQ6はその傾向が強かったですね。
実際、DQ4のアリーナがガチガチの肉弾戦キャラな点はかなり珍しい目で見られていたようです。
しかし最近は前線を張って戦う女キャラも当然のように存在するようになりました。ある意味時代の変化なのかもしれません。
主な該当者はアイラ、デボラ、ゲルダ、マルティナ。こう並べてみると大人っぽい容姿のキャラばかりですね。「大人=強そう」という感じのイメージなのでしょうか?
こうしてみると童顔で小柄なのにライアン以上にパワフルなアリーナって色々な意味でぶっ飛んでない?w
女キャラの方が装備面が充実しやすいので使いやすい
DQ3ではセクシーギャルや光のドレスの存在により女性が露骨に優遇されているのはある程度のDQマニアなら知っていることでしょう。
流石にここまで露骨な優遇はないですが、他の作品においても女性用のドレスやレオタードなどは中々強力な性能を持つものが多く、打たれ弱いキャラでも何だかんだ高い耐久力を得ることができたりします。
例えばまともに強い装備が全然ないイメージのアリーナでも、天使のレオタードを装備させるとかなりブレスに強くなって守り面でも充分頼れるようになります。
あと大体の作品において黄金のティアラは高守備力&高い状態異常耐性でとても頼りになります。DQ7ではコンテストで早期にゲットしてマリベルに装備させるのはお約束。
それに対し打たれ弱い系の男キャラの場合、本当に装備に恵まれない事が多いです。分かりやすいのはブライとガボです。何せ2人とも実質的な最強装備は水の羽衣ですからね。ブライは盾や兜も相当少ないし、装備が貧弱過ぎる。
最近はプリンセスローブの男性verと言えるプリンスコートが登場するなど、男女格差が小さくなってきたのは良い傾向だと思います。
ステテコパンツはおっさんキャラの装備
ステテコパンツ、名前のせいなのか妙に印象に残る装備です。
当然男性専用装備なのですが、男性の中でもいかにもステテコパンツを履きそうなキャラメインで装備可能者が選定されているのが面白いです。以下にまとめます。
装備可能な男キャラ | 装備不可能な男キャラ | |
DQ4 | ライアン、ブライ、トルネコ | 主人公、クリフト、ピサロ |
DQ5 | サンチョ | 主人公、レックス、ピピン |
DQ6 | 主人公、ハッサン、チャモロ、アモス | テリー |
DQ7 | 主人公、キーファ、ガボ、メルビン | (なし) |
DQ8 | ヤンガス | 主人公、ククール、モリー |
DQ11 | 主人公、カミュ、ロウ、グレイグ | シルビア |
特にDQ4は分かりやすく装備可能・不可能者が別れていて思わず笑ってしまいます。ただシリーズが進むにつれて段々装備可能者の基準が読めなくなってきています。モリーが装備出来ないのは意外。
カミュが装備できるのも意外と言えば意外ですが、彼自身貧乏な盗賊キャラだし、あまりオシャレを気にするイメージもないので妥当かな。
メラを習得するのは元気系の女の子
さて皆さん、突然ですが歴代作品におけるメラの習得者を思い出してください。以下のようになっています。
・DQ4→主人公、マーニャ
・DQ5→ビアンカ、ヘンリー
・DQ6→バーバラ
・DQ7→マリベル
・DQ8→ゼシカ
・DQ11→主人公、ベロニカ
主人公勢とヘンリーを除き習得者は女性キャラですが、何となく似たような系統の女キャラが習得している感があります。元気系だったり、オレンジ髪のキャラだったり、ヒロイン級のキャラだったり。
特にDQ6はミレーユがヒャドを覚えてバーバラがメラを覚えるのが個人的にかなり解釈一致。
DQ4の習得者がマーニャではなくアリーナだったら尚更この説は強かったのですが(オレンジ髪だし)、マーニャも元気系ですしまあ許容範囲でしょう。
メラと言えばDQにおける基本の炎呪文、炎と言えば元気、みたいな感じですかね。そしてそのような基本呪文だからストーリーのメインを張っていく女の子が唱えて欲しい…と思うのかもしれません。
ホイミ系を覚える女キャラは基本的に大人しい系
メラとは対照的に、ホイミ系を覚える女キャラは基本的に大人しい・しっかり者・お淑やか系が多数を占めています。確かに癒やされるような女キャラから回復呪文を受けるとヒーリング効果が高そうです。
回復系女キャラの代表格はミネアとセーニャ。この2人は上述した「性格真逆な姉妹キャラの妹側」という共通点があります。
他で言うとムーンブルクの王女だったり、ミレーユだったり。フローラは攻撃呪文メインのキャラですが、DQ5の花嫁候補キャラで唯一回復呪文が使えるというのはイメージ的にも合いますね。
この法則の例外はレベル10でホイミを覚えるマリベルです。
メラとかルカニとか色々覚えてからのホイミなので彼女なりのデレを感じなくもないw
しかしDQシリーズって意外と回復が得意な女キャラが少ないですね。DQ8に至ってはゼシカもゲルダもパーティー屈指のダメージソースです。
やっぱりDQシリーズはお転婆・わがまま・気が強いタイプの女キャラの存在感が強いです。
まとめ
DQシリーズに登場する仲間キャラの”あるある”を見た目、性格、設定、戦闘面など様々な点からまとめました。
人によって「確かに」と思う点もあれば「そうか?」と思う点もあるとは思いますが、楽しんでいただけたならば幸いです。
最新作のDQ12ではどのような仲間キャラが登場するのでしょうか。そして、この”あるある”に該当する仲間キャラは登場するのでしょうか。楽しみですね。