ぷよぷよシリーズの新作に求めること
どうも、ぷよぷよシリーズが昔から好きなルルアリーです。
最新作のぷよテト2をはじめとする最近の作品は褒めるべき点もありますが、「もっとこんな感じの新作も欲しいなあ」という欲求が出てくることがあります。
「こうすれば新しいプレイヤーが来るのでは」という想像含め、新作で欲しいことをこの記事にまとめていきたいと思います。
ぷよぷよシリーズ好きな方は是非暇つぶしにでもご覧になってください!
目次
結局30th記念作品は出なかったわけだが…
ぷよぷよシリーズは今まで15th、20th、25th(クロニクル)と記念作品を出してきました。
ですが30thは残念ながら発売されず。2020年にぷよテト2を発売したからかもしれませんが、だとしても「ああ、30thは無しか…」と思ったものです。
とはいえ、正直そこまで落胆しなかったのも事実です。なぜならクロニクルは周年作品である割に、さほど印象に残らなかったためです。20thとクロニクルは収録されている対戦ルールが殆ど同じだからというのが理由として大きいです。
セリリ、ハーピー、ラグナスといった面子がRPGモードで登場するのは確かにテンション上がりましたが、フリー対戦で使えないのでキャラクター面でも20thと殆ど差がありませんでした。
正直最初の頃はRPGモードをプレイしていて魔導物語みたいだ!と相当興奮したんですけど、徐々にパズルゲームの中にRPGを入れるのは微妙だと思うようになってきました…
要するに前回の記念作品を毎回上回るような作品を作るのって相当難しいんですよね。
それを思うと5年おきに記念作品を出す縛りを付けて、
今年中に発売しなければならないから、もうこのまま出そう!
みたいなノリで行くよりは、マイペースにしっかりと作品を作った方が開発側もプレイヤー側も満足度が上がるのではないでしょうか。
ナンバリング作品は7を最後に出ていない
個人的にかなり気がかりなことは、最近は派生作品ばかり出していて、ナンバリング作品が7で止まっているという事実です。
7の後に出た作品は20th、ぷよテト、クロニクル、ぷよテト2です。そこに更にスマホゲームであるぷよクエや対戦モードを重視して作られたe-スポーツがあります。テトリスとのコラボ作品だったりRPGモードを含むゲームだったりと異端な作品が続いている印象があります。
そのため私は久々にナンバリング作品を発売してほしいなという気持ちがあります。私としては以前の記事でも書きましたが、久々にプリンプタウン中心で作ってほしいなと思っています。
ぷよぷよフィーバー2ってシリーズの中でも異質だと思うという話 – ルルアリーのお気楽ブログ (mypaselife.com)
ひたすらキャラを増やすよりは、既存のキャラを大切にすることを優先しつつ少しずつキャラを増やしていった方が個人的には嬉しいです。
あと特に思っていることなのですが、ここ最近、特にぷよテト以降は3A(アルル、アミティ、りんご)+α(アリィやティなど)がメイン主人公というパターンばかりなので、そうではない作品をそろそろ欲しいですね。
SUNやフィーバー2みたいに、3人分の話が用意されているのが理想です。これらの作品は
・太陽が巨大化しているにも関わらず、気にしないで日光浴に行くドラコ
・主人公というよりは敵・ライバル的キャラ付けの印象が強いシェゾ
・本当に主人公か疑いたくなるような脱力系キャラのシグ
といったように「典型的な主人公タイプ」ではないキャラも主人公になっていたので、よりストーリーの幅が広かったですね。
主役系キャラが女キャラばかりだと男性プレイヤーは近づきにくくなってしまいますし、男キャラを主役の1人にすることは大切なのではないでしょうか。
そういう意味ではぷよテトシリーズにおけるテトリス側主人公が男キャラだったのは個人的に良かったです!
3Aは真っ直ぐな主人公タイプなので彼女らメインにするとどうしてもストーリーの起伏は生まれにくいと思います(りんごはだいぶ変人要素入っていますが、何事にも行動的だったり敵キャラに対し勇ましかったりと動き自体は主人公っぽいです)。
フィーバーシリーズの主人公だったラフィーナも今やすっかり脇役ですし、最近主人公経験のないキャラ主役のストーリーを含めた新作を是非見てみたいです!
新しいゲームルールは本当に必要なのだろうか?
新しいゲームルールを出すことは、ゲームとしての人気をキープするために必要なことなのでしょう。失敗しても良いから新しいことに挑戦してみることは、非常に大切な心掛けです。
ただしぷよぷよシリーズに限っては必ずしもそうとは限らないと思います。新しいゲームルールをプレイしてみるも、結局は殆ど通ルールで遊んでいるという人は多いはずです。
今思うと、むしろフィーバールールがお馴染みルールの1つになったのって凄いと思います。
それを踏まえると、定期的に新作を買っているようなプレイヤーは新しいゲームルール以上にキャラクターであったりストーリーであったりが気になって買うという人達ではないでしょうか。
なのでゲームルールは無理に毎回増やさなくても良いのではないかと私は考えています。その代わりにフィーバー2のように世界観を掘り下げるのに容量を使うとか、レッスンモードを更にパワーアップさせるとかして他作品と差別化するのが良いと思います。
クロニクルみたいにRPGを入れるのであれば、いっそのことパズルゲーム要素抜きにして純粋なRPGを作った方が良いでしょう。雑魚戦相手に毎回ぷよ勝負するのがかなりダルかった記憶です。
あとはゲームバランスの改善とかでしょうか。フィーバールールにおけるカーバンクルとルルーは強すぎて、何人のキャラの影が薄くなっています。サタンなんてほぼルルーの下位互換の性能ですし。こういったバランス調整も当然大切です。
レッスンモードをパワーアップするには
レッスンモード(7や20thではがっこうモードに相当)では階段積み、鍵積み、折り返しといった連鎖の基本となる内容を教わることができるモードがあります。
連鎖を組むように意識し始めたのはこの初心者向け講座があったからですし、このようなモードを用意してくださってセガさんには感謝しています。
ですがプレイ動画などを見れば分かると思いますが、階段積み、鍵積み、折り返しは基礎的な内容なので、これを覚えたくらいではオンラインの世界に潜り込むのは中々厳しいものです。
誇張抜きに7~8連鎖自力で組めないとオンライン対戦では話になりませんからね(できれば10連鎖以上組めた方が良い)。
なので、不定形とかGTRについての説明を加えたり、もっと実践でよく耳にするテクニック(潰し、フィバ伸ばしなど)も紹介するといった工夫をすると、更に満足のいくレッスンモードになるでしょう。
「ぷよぷよで上達したい人向けの講座」に重点を置いたゲームが出たら、案外需要があったりするのではないでしょうか?昔よりもオンライン対戦がメジャーになっていますし、e-スポーツもあるレベルなので、もっとどのようにすれば上達できるか気になる人は多いはずです。
もしレッスンモードの強化をセガさんが考えているのであれば、このような方向性を希望します。
間違っても15thみたいな数だけ無駄に多いドリルは微妙だと思うw
最近のキャラ選出について
ぷよぷよはストーリーやキャラクター目当てで購入している人は決してすくなくありません。それを踏まえると何のキャラクターを出すのかは重要な要素です。私も非常に重視しているので、ここの項目はガッツリと意見を述べていきます!
キャラ選出という点でいうと、最新作であるぷよテト2は個人的にかなり満足度が高かったですね。何と言ってもアプデによるキャラ追加の結果、40名ものキャラクターがいますからね。キャラ数は断トツですし、20th以降続いていた謎の24名縛りがなくなったのも良かったです。
20thやクロニクルのキャラはほぼ全員続投ですし、テトリスキャラも再登場、ラグナスらクロニクルで登場したキャラもプレイアブルで選べますし!
なので現状はさほど不満ではないのですが、更にキャラクター面での改善案を考えるのであれば以下のようなことをすると良いのではないかと思います。
1.フィーバーキャラをより増やす
フィーバーシリーズに登場するキャラは最近ほぼ固定化されてきています。20th以降のフィーバーキャラは7やぷよテトでリストラされなかった6人と+αという感じなのですが、その+αがいつも一緒です(リデル、ユウレイ、さかな王子など)。
最近出ていないフィーバーキャラは人気低そうな人外キャラばかりなのでリストラされるのも仕方ないかもしれませんが…おしゃれコウベはキャラ立っているしもっと出てほしいなあ。個人的にフィーバーキャラで1番再登場してほしいキャラです。
ゴゴットもフィーバー2にしか出ていないし、人気も決して低くないので再登場してくれたら嬉しいですね。やっぱり同じフィーバーキャラばかり出さないで色んなキャラを見てみたいです!
2.主人公キャラをこれ以上増やさない
上述した主人公の話と少し被りますが、主人公格のキャラはこれ以上増やさなくて良いと思います。ただでさえ今は3世代のARSがいて、それだけでもかなりキャラ数を圧迫しているので…正直クロニクルでアリィが登場したときは、
また主人公増やすのかよ
と思いました。ぷよテト2でアリィの出番が少なくて不満な人がいる模様ですが、私はさほど気になりませんでした。まあアルルと少しでも会話した方が良かったとは思いますが。
アリィはクロニクルで終始出ずっぱりだったので次作でも主人公レベルの扱いだと流石に胃もたれします。別に嫌いなキャラというわけではないんですけどね…
やはり主人公キャラはなるべく増やさない方針にした方が良いと思います。何ならアルル、アミティ、りんご達もたまには未登場でも良いとすら思ってしまいます。それでシリーズに新しい風が吹くのであれば。
まあ有り得ないことだけどね!百歩譲ってアミティとりんごがリストラされるとしても、初代から皆勤賞のアルルがリストラされることは100%、いや、200%ないですね。
3.魔導キャラを更に復活させる
魔導キャラは主要・人気どころは20th以降ほぼ全員登場していますし、個人的に好きなキャラの1人であるラグナスも最近よく登場しているので大きな不満はないです。ですがもう少し登場させても良いかなとも思ってしまいます。
ミノタウロス、インキュバス、キキーモラあたりはそれなりに有名ですし、まだ登場できそうなキャラはいるはずです。せっかくぷよクエでイラストが用意されて声優も付いているのであれば、アプリゲー限定なのは勿体ないなあと感じてしまいます。
4.ぷよクエオリジナルキャラはコンシューマーゲームに入れない
私はぷよクエ未プレイ者なので、プレイしている人にとってこの案はイラッとくるかもしれません。
何故かぷよクエオリジナルキャラがプレイアブルにいるとがっかりしてしまいます。レガムントとかローザッテとか中々ビジュアル的にも良いですし、キャラ人気も高いという話は聞いていますが、それでもこれじゃない感がありますね。
やっぱりコンシューマーゲームの漫才デモで登場するようなキャラじゃないと愛着が沸かないというのが理由として大きいのでしょう。同様にソニックがいるのも微妙な気持ちです。
ぷよテト2はコラボ作品とかではない立派なぷよぷよシリーズの作品なので、あまりぷよクエの影響を受けたり、別ゲームのコラボとかはやってほしくないですね。
ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、ぷよクエキャラはeスポーツでは24人中6人もいたのに対し、ぷよテト2では40人中2人になったので、このくらいの割合ならばまあ問題ないかなとも思いました。
ぷよテト2では全体的にキャラ選出に改善の兆しが見えたので、今後の作品にも期待していきたいと思います!
まとめ
次回のぷよぷよシリーズ新作に私が求める要素を書き記していきました。
文章が最近の作品における粗探しにも見えてしまうため、不快に感じた方がいましたら申し訳ございません。ぷよぷよが昔も今も大好きなのは変わりありません。
新作を作るのはとても大変だと思います。それでもキャラ、漫才デモ、対戦以外の要素の充実など少しずつ新しい変化を入れたり、ときには昔のファンを意識したキャラ選出をしたりして、是非今後もシリーズが続いてほしいと思います。
ぷよぷよはとても奥が深いゲームなので、プレイしたことがない人は是非プレイしてみてください!個人的お気に入り作品であるぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversaryか、最新作であるぷよぷよテトリス2をオススメします!