印象的なドラクエのボスキャラ

印象的なドラクエのボスキャラ

ドラクエには小物じみた敵からラスボス顔負けのインパクトを持つ敵まで、様々なボスキャラが登場します。

そんなドラクエシリーズのボスキャラについて行動や発言、戦闘時の強さなどから私の印象に残ったキャラクターを紹介していきます!

最初はラスボスも含めて紹介しようかと思いましたが、ラスボスは書けることが色々ありそうだったのでまた後の機会に取っておくことにします。何時になるかは未定ですが。

他の記事でも度々述べている通り、悪役の魅力は作品の魅力に繋がりますからね。ドラクエシリーズにおいても無視できない要素でしょう。

「何でこの敵は解説ないんだよ」といった批判は無しでお願いしますね。

キングレオ&バルザック

キングレオ&バルザックコンビは、DQシリーズにおける印象深いボスキャラのパイオニア的存在だと考えています。

DQ1~3のボスはせいぜい通常モンスターに毛が生えた程度の奴や、規模自体はそれなりでも主人公達と殆ど因縁が無かったりする奴が殆どでした。

それに対し彼らは章を跨いで対決する宿敵ということでインパクト大。特にキングレオはシリーズ初の負けバトルであり、これにより4章のバッドエンドじみた結末をより強調させるというシナリオ描写の深みにも繋がっています。

DQ4はシリーズの中でも難易度が低い印象ですが、5章のコイツらは例外的に中々手強いボスとして立ちはだかるので戦闘面でも強く印象に残っています。

キングレオは何と言っても凍える吹雪が強すぎ。吹雪の頻度自体は低いとはいえHPが結構高いので長期戦になるし、2回行動なのでトータルで見るとそこそこ喰らいますね。

私は主人公・ミネア・クリフトのベホイミ組3人を連れていき、回復と防御を用いてめちゃくちゃ慎重に戦いますね(笑)。あと1人はルカニ・ヒャダルコが使えるブライが良いかと。シナリオを重視したい人はマーニャを入れましょう。

キングレオを倒すと導かれし者の最後の1人であるライアンが仲間になってフィールドBGMが変化する辺り、制作サイドもここを中盤の山場として見ている節がありますね。

バルザックは馬鹿みたいにヒャダルコを使いまくる上にHP自動回復が厄介。そのためキングレオ戦のときみたいに防戦一方になりすぎると倒せないのがキツい。

キングレオはメラミ無しでも倒せるのですが、バルザックはメラミ無しだと厳しくて毎回そこまでレベルを上げてしまいますね。ルカニ、ヒャダルコが効かないのもダルい。

5章のバルザック戦は2章メンバー、4章メンバー共に因縁の敵となるのでシナリオ重視プレイヤーの場合はパーティーメンバーに悩みますね。

ただ個人的にやっぱり姉妹はパーティーに入れたくなるかな。バルザック戦はBGMがジプシーダンスなのでこの2人がいないと違和感が強い。

バルザックの元々は人間だったけれど力を求めるあまりに暴走、パーティーメンバーの仇になるという設定は今となってはベタかもしれません。

しかし上述した通り今までのシリーズのボスはただの通常モンスターの延長戦のようなものが殆どだったため当時は新鮮だったのではないでしょうか。天空シリーズがシナリオ重視と言われる所以ですね。

こういう元人間系の敵って同情要素入れてくることが多いですが、バルザックはそういったものを微塵も感じさせない純粋悪として描かれているのも良い。

ゲマ 

ゲマに関してはある程度ドラクエ知っている人ならば最早説明不要レベルでしょう。DQ5の知名度の高さも相まって印象深さは全ボス屈指。

敬語ながら極悪非道という、所謂フリーザ系のキャラ。私はドラゴンボールに詳しくないのでこういった敵をゲマで初めて知ったのですが、それもあって強く印象に残っています。

後の作品でもゲルニック将軍やフールフールといったようにこういった口調の敵はしばしば登場します。ゲマの影響故かもしれません。

ゲマにむかつくプレイヤーは滅茶苦茶多いと思います。ぶっちゃけ主人公の不幸の7~8割はコイツのせい。ですが、それだけ悪役として素晴らしいということ。なので私は好きですね。

リメイクで大幅に出番が増えたことに関しては賛否が分かれますが、私はアレで良かったと思いますね。SFC版も少ない出番ながらもインパクトは強かったですが、終わりがあっさりすぎたと思うので。

他作品で言うムドーやドルマゲスのような、印象深い中ボスポジはやはり1作品に1キャラは欲しいですね。ゲマは彼らとはややベクトルの違う中ボスのような気もしますが。第二形態とかないし。

ただエビルマウンテンでマーサにメラゾーマ打つのは要らなかったんじゃね?と思ってしまいますね。アレで殺したのかと思いきやマーサ普通に生きているし、逆にアレで死んだらますますラスボスへの憎しみが減るし…普通にエビルマウンテンの入口で決着とかじゃダメだったのか。

リメイクで出番を増やすは良いものの、ジャミやイブール、ミルドラースといった他のボスの活躍を食うようなシナリオになっているのが嫌われている要因でしょう。ミルドラースばかり言われるけれど、イブールも立ち位置の割に印象うっすいんだよなあ。

戦闘に関しては雑魚とまでは言わないものの、ストーリー上で重要なボスにしてはあまり強くありません。攻撃手段は割とオーソドックスですが、焼けつく息持ちなのでマヒ耐性持ちがいないとややキツく、初見殺しを喰らう人は少なくありません。

多くのプレイヤーがスタメンであろうスライムナイトが、マヒに弱いのが痛いですね。メッサーラ、オークキング辺りの仲間モンスターが本領発揮。

それにしてもライバルズで本当にフリーザ役の中尾さんを声優に抜擢するとは…フールフールもだし、もう完全に狙ってますね、運営さんw

部下のジャミも、青年時代前半編のラストで対決する上に戦闘開始時に特殊演出があるので一種の山場という感じですね。え、ゴンズ?いったけそんな奴?(あいつだけ出番も戦闘力も雑魚すぎない?)

マルチェロ

マルチェロは以前も魅力的な悪役キャラだと書きましたが(王道進化の正統派作品・ドラゴンクエストVIII の魅力 – ルルアリーのお気楽ブログ)、せっかくなのでもう少し書いちゃおうかな。

ククールを恨むのは八つ当たりなのですが、恨んでしまうのは仕方ないのかなあと思ってしまいます。過去が相当重いですから…闇堕ち系とはまた少し違うのだろうけれど、一言でまとめるのが難しいキャラ。

彼はピサロ、ホメロスと同系統の敵だと思うのですが、あの2人は正直同情要素がそんなに無い。ピサロはあるにはあるけれど、勇者の村滅ぼしたのはロザリー云々関係ないし。

ただマルチェロは見た目がちょっと残念。ククールの兄弟だからもうちょっとイケメンが良かったなあ。異母兄弟とはいえあんまり似ていないよね。

過去がきちんと同情できるおかげで悪の道に進む理由として説得力がある。ホメロスとかはちょっとポンコツ感あるけれど、マルチェロにポンコツイメージはあまり無い。それも悪役としての魅力に繋がっていると思います。

何と言っても杖を持っても操られなかったのが強い。そして汚い手を使いつつも法皇まで上り詰める実力者。法皇就任演説も、マルチェロの確かな意思を感じられる内容。

戦闘に関してはPS2版はイマイチでしたが3DS版で大幅強化。HP、攻撃力大幅アップに加え頻度の上がったグランドクラス、そしてまさかのザラキ。まあマルチェロはストーリー的に強敵であるべきだったのでこれは妥当でしょう。

「悪事」と「救い」のバランスが絶妙なのも素晴らしい。手を差し伸べるのがよりによって彼が恨んでいたククールという皮肉。あのままマルチェロが落ちて死んだら同情する派にとっては後味悪いだろうし、かといってそれ以上の救いがゲーム内で描かれるという訳でもなく、この描写の塩梅が絶妙。

法皇殺しをはじめとした各種悪事が重すぎるので仲間加入なんてしたらそれこそピサロみたく荒れるのは間違いないでしょうから。3DS版ではジャハガロス戦で再登場しましたが、これはリメイクあるあるの蛇足感が無く良いイベントだったなと。

ファミキャリ!

ガナン帝国三将 

以前の記事でも述べましたが帝国三将は三者三様の個性を持った敵キャラです。より描写を濃くすれば更に魅力的な悪役になったんじゃないかなあと思います。

ちょっと3人の中だとゴレオンがやや影薄いかなあという印象。なんか見た目といい、脳筋な点といい、影薄い点といいDQ5のゴンズみたいな奴。

ただ戦闘面は皆が言うほど雑魚だとは思っていないですけどね。呪文馬鹿のゲルニックの方がマホカンタ仁王立ちで完封できる分、雑魚な印象。

それにギュメイは魔神斬りが3回までしか使えないのに対し、ゴレオンは痛恨の頻度がそこそこ高めで、鉄球ぶん回しによる全体攻撃もありますから。なので脳筋でアホではあるけれどそこまで弱くはない。

ゲルニックはストーリーにおける出番が多く、人によってはギュメイより印象に残るかも。ただゲマに比べるとやや小物感は否めないか。冷静ぶってスカしているけれど、本当は結構短気だよなあ。

ギュメイは人気ですよねえ。何よりキャラデザが素晴らしい。シュッとした豹のような見た目、そして侍のような風貌。個人的に話しかける前の腕組み姿が超好き。

魔神斬りが強烈な訳ですが、前述した通り使用は3回まで。ただそれでも結構色んな特技を用いて2回行動で戦うので正統派に強い敵。斬り上げも100%転倒するのが厄介。

ただ個性的とはいえ3体とも「どこかで見たことあるなあ…」って感じ満載の随分とベタな敵キャラになっているのでそういう意味でもちょっと惜しいのがこちら帝国三将です。

その他色々

先ほど述べたのはどちらかというとストーリーにおける印象が強かった面々。以下に述べるのは主に戦闘面で印象深い敵や、ただの1ボスなのに妙に印象に残っている敵です。

ムドー、ドルマゲス

ゲーム内で最初から明示されている敵という意味でどちらもバラモスポジションのボス。バラモスと違い第二形態があるのが特徴。ムドーに至っては夢の世界で戦う分まで含めると3回も戦います。オープニングでも出てくるし、序盤におけるムドーの存在感は異常。

この手の敵は通常ボス戦BGMとは異なるBGMが流れることが殆どなのでグッと気が引き締まる思いになります。そしてその立ち位置に相応しい戦闘時の強さが印象に残る敵。

ムドー戦で流れる「敢然と立ち向かう」は曲自体のかっこよさに加え戦闘時の手強さも相まってゲーム内1回しか流れないにも関わらず人気が非常に高いですね。

ただ個人的な感想になるものの、ムドー戦はまだ転職前で戦術的にもほぼ炎の爪一択という感じ、更に運要素も結構絡んでくるので気持ちの良いバトルができなくて何となく嫌。2周目にムドー戦やると転職前という育成面の厳しさにどれだけ苦労させらるか。

逆に2周目以降だと「これ終わったら転職解禁だー!」というモチベもありますが。ただ転職後ヌルゲーになるのでそのせいでムドー撃破後燃え尽き症候群になるプレイヤーがいるわけですが。というかジャミラスとデュランはまだしも、グラコスってホント影薄いよな。

そういう意味ではドルマゲス戦の方が好き。ベホマラー無しで勝てたときはやはり嬉しくなっちゃいますね。DQ8は終始程良い難易度のバトルが楽しめて好印象。

3DS版では子安さんボイスの名演技が光る光る。あの高笑いが完全再現されて更に狂気的なキャラに仕上がっています。

ドルマゲスに関しては操られていただけというのが拍子抜け感は否めないけれど、バラモスやムドーとは違う、道化師系悪役はシリーズでは珍しかったので良かったです。

ただドルマゲスはリメイクで追加されたエピソードがやや蛇足だったかなあ。元々同情要素のあるような敵でもないし…まああれはドルマゲスというよりは七賢者の子孫・ライラスの掘り下げエピって感じですね。

タイムマスター、メルトア

町の中にある絵から侵入するダンジョンのボス繋がり。こういうダンジョンの侵入方法はシリーズ全般見てもかなり特殊なので妙に印象に残っています。

侵入方法だけでなくダンジョンの雰囲気もどことなく似ていますね。11における過去作オマージュ要素の一つと言えるのではないでしょうか

タイムマスターは本人自体はオーソドックスなボスという感じですが、マキマキが放つ時の砂のインパクトたるや。「敵サイドが時の砂使うのありかよ!?」となりましたね。

ただ苦戦したという声はあまり聞きませんね。これで手強ければかなり存在感ある中ボスになったんじゃないでしょうか。

リートルードは個性的なストーリーですが時計塔停止時の無音、時の狭間の洞窟の空間及びBGMなど不気味要素が強く、人によってはトラウマになりそうですよね…そういった点含め印象深い町。

メルトアはメルが黒幕と気付いた時の衝撃たるや。早くメルちゃんを救わないと!と強く思っていただけに「お前だったのかー!」となりましたね。これ、メルが悪い奴とすぐ見抜けた人いるのかな?

こちらもこちらで人が絵に吸い込まれるという光景や幼い子供が黒幕だったという点などトラウマになりそうな要素目白押し。BGMも怖いし。

メルトアは苦戦したという感想の人が多いですね。ハッスルダンスやキラキラポーン辺りを上手く活用できると結構楽に戦えます。個人的にはあまり特技も仲間も充実していない時期に戦うアラクラトロが1番キツかった。

でもタイムマスターもメルトアも印象に残るということはトラウマ要素のおかげかもしれない。ホラーゲーム苦手だけどドラクエのこういう程良い怖さは結構好きかも。

デュラン、ガリンガ

DQ6は初めてプレイしたドラクエということもありデュランのような武人肌な敵を初めて見て強く印象に残りましたね。「凄い!戦闘前に回復してくれるなんて!」とRPG初心者の私は謎にびっくりしてしまいました。この手の有名RPGではFF4のルビカンテがこういったタイプの敵の原点かな?

上述したギュメイもそうですけど、比較的人間っぽい風貌のモンスターって見た目がかっこよくなりやすいですよね。

ただデュラン戦は正直1戦目のキラーマジンガ&ランドアーマー戦が1番苦戦した記憶。肝心のデュランはそこまで苦戦した記憶がない。DQ6内で初めて凍てつく波動を使ってくるボスなのでそういったインパクトはあるが。

デュラン戦が終わったら満を持して(明らかに他メンバーより実力不足なのはさておき)テリーが仲間になるので2周目以降だとそういう意味でモチベになるバトル。

ガリンガはビジュアル含めデュランのオマージュモンスターっぽいですね。何やらSwitch版以降は追加エピソードで登場するみたいで。DQ11の六軍王も個性派揃いですよね。ブギーみたいにおふざけ気味だけど結構厄介な敵も好き。

初手喰らう魔神の絶技の威力にビビるものの、物理攻撃ばかりなのにへナトスが効いてしまうのでかけてしまえば一気に雑魚になってしまう可哀想な奴。

ヘルクラウダー、レティス

共に全滅ポイントとして名前が挙がりやすい強敵。2匹とも、戦闘時の手強さに相応しい”格”を風貌や立ち振る舞いから感じられるので納得といえば納得。山賊四人衆みたいにどう見ても強く無さそうな奴に苦戦するとムカつくw

ヘルクラウダーは高火力、高耐久、ベビークラウド召喚による搦め手ありと隙の無い戦闘力で大苦戦を強いられます。マリベル離脱直後で人によっては回復役不在パーティーになることも苦戦に拍車を掛けます。

リメイクでは真空波の威力が強化されているという仕打ちですが、育成もしやすくなりました。正拳突きも強化されているので正拳突きでガンガン攻撃すれば着実に敵の体力を削れます。

私に関してはあればパーティーメンバーの回復を1人に任せるのは荷が重いなと考え、他の人にも回復呪文を覚えさせていたのでその点は大丈夫でしたが…MPが高くて後攻回復ができるメルビンを第2の回復役として育てるのが良いかと。マリベルとメルビンって加入期間あまり被らないし。

DQ7も6同様、転職前がキツくて転職後は(直後に戦う山賊は除き)大きくは苦戦しないのですが、それでも私含め多くのプレイヤーを全滅の目に遭わせてきたヘルクラウダーさんはやっぱり凄い。とりあえずバリクナジャに関しては戦う時期を制作側がミスったとしか思えないんですが…w

レティスも高火力、高耐久の超ハイスペックボス。そして3DS版では更に強化。メダパニーマを使ってくるのが厳しすぎる。ただ3DS版は他にも強化されたボスが多いので相対的には目立たなくなったか。

凍てつく波動を使うボスなので補助呪文は何かしら使った方が敵の隙が出来て少しは楽になります。どうも私ってデュランをはじめ、波動を使うボスを好きになりやすいような。

というかレティスって別に悪者・モンスターという訳ではないからもうちょっと手加減してくれよ…とも思いましたけれどw

まとめ

ドラクエシリーズの印象深いボスを色々とまとめてみました。思ったよりも色んな作品のボスを紹介できたので良かったです。それだけどの作品も特徴的なボスがいるということでしょうかね。

段々書くことが無くなってきて何とかほじくり出して書いた箇所もありますがw

バルザックやゲマ、ムドー、ドルマゲスといったストーリー中で何度も出番があるボスは自然と印象に残りやすいですね。

デュランやギュメイといった堂々としたボスが好きになりやすいですが、ゲマみたいにゲスっぷりが徹底している奴も好きですね。ドラクエシリーズの悪役は純粋悪が多いので倒しがいがあってそういう意味で総じて私好み。

これも、ドラクエというゲームが好きな理由かもしれません。

もし未プレイのドラクエ作品がある方はこの記事を読んだ機に是非プレイしてみてください!

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